全学年共通

時を表す前置詞「by」「till(until)」

  
今回は時を表す前置詞「by」「till(until)」を学んでいきましょう。

前置詞とは「前置詞+名詞(代名詞)」の形で、あるまとまった意味を表し、動詞や名詞を修飾します。

完了の期限を表す「by」

「〜までに」という意味。

完了の期限を表します。

「○○時までに終わらせる」など。
finishなど、動作や状態の完了を表す動詞と共に用いられる事が多いです。『〜より前に』を意味します。

  
I’ll leave by 10 a.m.
10時までには行くね。

終了地点までの継続を表す「till(until)」

「〜までずっと」という意味。

終了地点までの継続を表します。

「○○時までそこに居た」など。
tillとuntilは同じ意味ですが、 文頭に置かれるときや時間の継続を強調したい時にはuntilを用いることが多いです。

  
She slept until eleven.
彼女は11時まで寝てたよ。
  
Until yesterday I had a cold.
昨日まで風邪を引いてた。

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時を表す前置詞「since」「from」

  
今回は時を表す前置詞「since」「from」を学んでいきましょう。

前置詞とは「前置詞+名詞(代名詞)」の形で、あるまとまった意味を表し、動詞や名詞を修飾します。

時を表す前置詞 since

原則として、ある時点まで継続した動作や状態の起点を完了形と一緒に表しますが、他の時制でも使われることはあります。
早速例文を見てみましょう。

  
I have lived in Australia since two years ago.
私は2年前からオーストラリアに住んでいます。
  
Since when have you stay here?
いつからここにいるの?

「since」を使った文では、「現在」においても、その状態が継続されていることを表しています。

時を表す前置詞 from

時の起点を表します。
早速例文を見てみましょう。

  
Five minutes from now I will go.
5分後に行くよ。

上記のように「from」では、単純に時の起点を表しているため、現在がどうであるかという事はあまり関係なく、未来のことにも使えます。
今回はあまり長い説明では無かったのですが、見慣れている単語なので、比較的覚えやすいのではないかと思います。

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時を表す前置詞「for」「during」「through」

  
今回は時を表す前置詞「for」「during」「through」を学んでいきましょう。

前置詞とは「前置詞+名詞(代名詞)」の形で、あるまとまった意味を表し、動詞や名詞を修飾します。

時を表す前置詞for

for…「ある(不特定の)期間ずっと」
この「期間」とは、「不特定の時間」を表す事が多いです。

不特定の時間」と言われると、なんだか表現が難しいのですが、不特定の時間とは、「3時間」「3年間」などを指します。

ちゃんと「3」って特定してるじゃん!」って思われる方もいるかとは思いますが、「特定の時間」とは「夏休み」「冬」「仕事中」などを指します。

「3時間」「3年間」などは、「1日のうちのどの3時間なのか?」「一生のうちのどの3年間なのか?」特定出来ませんよね。

「夏休み」「冬」「仕事中」などは、年間または1日を軸とした時に、特定出来る単語です。

それでは早速例文にいきましょう。

  
I stdied English for three hours.
私は3時間英語を勉強した。
  
We have stayed in Australia for three years.
私たちは3年間ずっとオーストラリアに滞在しています。

「for」は現在完了の文で良く使われます。

  
I have studied English for two hours.
私は2時間ずっと勉強をしています。

現在完了の場合、現在(たった今この瞬間)までの継続を表すので、「2時間」と言ったら、「2時間前~今」と「特定」出来てしまいそうですけどねw

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時を表す前置詞「before」「after」「in」「within」

  
今回は時を表す前置詞「before」「after」「in」「within」を学んでいきましょう。

前置詞とは「前置詞+名詞(代名詞)」の形で、あるまとまった意味を表し、動詞や名詞を修飾します。

ある時点より前を表す「before」

『〜より前に』を意味します。

  
I drink a cup of tea before going to bed.
寝る前に紅茶を飲みます。
  
Come back before late at night.
遅くなる前に戻ってきて。

ある時点より後を表す「after」

『〜より後に』という意味になります。

  
I got up after 10:00 A.M.
10時すぎに起きた。
  
I’ll leave here after eight.
8時すぎに出てくよ。

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時を表す前置詞「at」「in」「on」

  
今回は時を表す前置詞「at」「in」「on」を学んでいきましょう。

前置詞とは「前置詞+名詞(代名詞)」の形で、あるまとまった意味を表し、動詞や名詞を修飾します。

時を表す前置詞 at

atは時の一点や時刻、時節、年齢を表す前置詞です。
例として以下のようなものがあげられます。

  • at 7:20 (7時20分)
  • at night (夜に)
  • at first(最初に)
  • at present(今)
  • at Christmas(クリスマスに)

など。

イメージとしては『ここ!』と点で表せるような『時』に使います。

  
I’m going to meet him at 8 p.m.
夜の8時に彼に会うつもりです。

時を表す前置詞 on

onは日付・曜日や特定の日の朝・昼・晩を表す前置詞です。
例として以下のようなものがあげられます。

  • on Monday (月曜日に)
  • on Sunday night (日曜日の夜に)
  • on June 16 ( 6月16日に)
  • on Christmas day (クリスマスの日に)

これは、特定出来るものであり、ある程度幅のある時間を表す時に使用します。

  
He was born on Christmas day.
彼はクリスマスの日に生まれた。

時を表す前置詞 in

inは期間(季節・年・月など)を表す前置詞です。
例としては、以下のようなものがあげられます。

  • in June (6月に)
  • in the morning(午前中に)
  • in summer (夏に)

など。

  
We will go to Australia on a trip in winter.
私たちは冬にオーストラリアに行く予定です。

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「名詞」って何?数えられる名詞と数えられない名詞

名詞とは?

名詞には、「物」「人」「人名・地名」や、具体的な形を取らない「音楽 music」のようなもの、様々なものがあります。

  
簡単に言ってしまえば、「名前のある物・人」等が「名詞」にあたります。

まず、以下の例文を見てください。

①I bought a new bag. This is the bag.
私は新しいカバンを買いました。これがそのカバンです。

②I like music.
私は音楽が好きです。

  
英文は基本的に「 主語+動詞〜」で作られます。️

上記の例文でいうと①「bag=かばん」②「music=音楽」が名詞にあたります。

名詞には「bag」のように「1個、2個、3個・・・」と数えられるものと、「music」のように数えられないものの2種類あります。

数えられる名詞

  
英語では、「1つ」「2つ」と数えられる名詞には、単数形複数形が存在します。

つまり「1つ=単数」の時と「2つ以上=複数」の時で 名詞の形が変わるということです。

I have a pen.
私はペンを持っています。

I have three pens.
私は3本のペンを持っています。

基本的には単数の名詞に「(e)s」を付けますが、不規則に変わるものもあります。

名詞の複数形の作り方

単数の語尾 つくり方
ふつうの語 sをつける pen → pens
cup → cups
-f,-fe f(e)をvに変えてesをつける life → lives
leaf → leaves
子音字+y y を i に変えてesをつける country → countries
library → libraries
-ch,-sh,-s,-x,-o esをつける box → boxes
class → classes

ここで例外なのが、photo,piano,radioは「o」で終わるけれど「s」を付けるという点です。

しつこく言っていることですが、ここで「つくり方」を丸暗記してしなくて大丈夫なので、問題を解きながら、その都度覚えていければそれがベストです。

『「box」は「x」で終わるから・・・「es」をつけて・・・』というよりも、自然に「box」という単語を見て、「boxes」と出てくるようになるのが良いです。

  
複数形にする時に不規則な変化をする名詞もあります。

複数形にする時に不規則な変化をする名詞

単数形 複数形 単数形 複数形
man men woman women
child children fish fish
sheep sheep tooth teeth

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英語がまったくわからないあなたへ

英語がまったく分からない方へ。

「英語が出来るようになりたい」と思っている方の中でも、「 英語がまったく分からない」という方がいるのではないでしょうか。

  
以下の文に当てはまるものはありますか?
  1. 「私」という意味の単語が「I」である事が分からない。
  2. 「I am a student.(私は学生です。)」という文に対して、「何を訳の分からない事を言っているのか」と思う。
  3. アルファベットが書けない。
  4. 「he」という単語を見て、「ヒー」と読めない。
  5. ※読めない場合、「へ」と言われても、何を言ってるのか分からない。(ローマ字も読めない。)

あてはまるものがある方は、英語教育に触れていない、もしくは、触れていても授業の内容がさっぱり分からないのでは無いかと思います。

まず英語を勉強する前に、以下の内容を頭に入れてから、勉強を始めましょう。

英語を勉強するための下準備

私たちは普段日本語を話す時、自分の発している言葉について、あまり深く考えながら話したりしません。

ですが、言葉には意味があり、役割もあります。

  
「僕は昨日バッグを買いました。」

上記の文には以下のような単語、役割があります。

文の主役を表す主語の「私」

私が何をしたかを表す「買う」

過去の意味を表す「〜ました」

文の時期を表す「昨日」

何を買ったのか物を表す「バッグ」

当たり前のように話している日本語ですが、私たちだって最初は実物の「バッグ」を見て、それが「バッグ」なのだと認識したはずです。

「昨日」という言葉も、最初は知らなかったはずです。

「私は買いましたバッグ昨日を。」なんて言い方をしないのも、どんな語順で話すのか、成長していく段階で 自然と身に付いたからです。

「私は昨日バッグを買いました。」、これを英語で言うと以下のようになります。

  
I bought a bag yesterday.

英語を身に付けるためには、私が「 I 」であること、「bought」が「買う( buy )」の過去形であること…そういったことを一つずつ覚えていく必要があるのです。

基本的に英文が「主語+動詞〜」で作られること、「主語」が「私 ( I )」を指すこと…、英語にだってルールは存在します。

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英語のノートの作り方

英語におけるノートの作り方について、お話したいと思います。

まず始めに言ってしまうと、ノートの作り方に、正しい、間違っているというものはありません。

ありませんが、私自身が塾の生徒さん達を見て、そして過去の私自身を振り返って感じた事をお話させてください。

読み返すことのないノート

  
読み返すことのないノートとは、簡潔に言ってしまえば、 問題を解いたノートです。

問題文を全て写して書いているならまだ見る事もあるかもしれませんが、大体は「答え」のみを書きますよね。

どんな問題を解いて、どんな答えが出たのか」が分からなければ、ノートを見返しても何の事か分かりません。

ですが、問題文まで丸写しする位の時間と労力を使うなら、テキストに書き込んでしまう方が良いと思います。

とはいえ、大体のテキストは問題だけではなく、単元の初めに、 学習内容の例文や解説が書かれています。

結局そうなると、見直した時に問題ではなく解説を見てしまいますよね。

ですので、厳しい言い方をしてしまえば、どんなにノートを可愛くカラフルに仕上げても、1度解いた問題の書かれたノートを見直す事ってほとんどないのです。

せっかく可愛く見やすく丁寧なノートを作るのならば、読み返すノートを作るときに力を注ぎたいですよね。

私自身学生の頃は、ペンでデコレーションした可愛いノートを取っていましたが、見返した覚えもなく、自己満足のアートのような状態になっていました。

さて、では一体どんなノートなら読み返すのでしょうか。

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三人称単数って?「私」「あなた」以外の1人のこと。

三人称単数って何?

英語を勉強していると、「三人称単数」って言葉を目にすること、耳にすることが多くなります。

言葉通り、「単数」なので「一人」なわけですが、「三人称」ってことは「一人称」「二人称」もあり、「複数」もあります。

  
よく分からない方は、まず日本語で理解しましょう。
「単数」は「1人」
「複数」は「2人以上」

を表します。

「一人称」は「私・私達」のこと。

「二人称」は「あなた・あなた達」のこと。

「三人称」は「彼・彼女・It・彼(彼女)ら」のこと。

「it?」と思った方もいるかもしれませんが、「it(それ)」も「三人称単数」となります。

人称 単数 複数
I (私) we (私たち)
you (あなた) you (あなた達) she (彼女)he (彼)it (それ) they (彼・彼女ら)

つまり「三人称単数」とは、「彼・彼女」になります。

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英語を受け入れやすくするために覚えて欲しい2つのこと

英語を受け入れやすくするために

私達日本人は、基本的には中学に入学した時に、きちんと授業科目として英語を勉強し始めます。

単語、文法はもちろん、英語独特のルールも多数存在し、覚えることが沢山あります。

自分は英語が苦手だと、そう自覚している方も多いのではないでしょうか。

苦手の度合いや種類も様々あるとは思いますが、特に「英語の語順がさっぱり分からない(並び替えの問題や、英訳が出来ない)方」、「toやinなどの前置詞が分からない方」は、以下の2点を頭に入れておいてください。

これで英語が分かるようになる、というものではありませんが、大前提として、こういうものなんだと頭に入れておいて欲しいものです。

基本的に文章は、「主語+動詞〜」で作る

  
英語には基本文型というものがあります。

その名の通り、基本の文型なのですが、簡単に言ってしまうと、「最初に主語を置いて、次に動詞を置く…」といったような英文の組み立てに関するルールです。

基本というだけあって、例外も存在します。

ここでは細かくやりませんが、とにかく、基本的には、「 主語+動詞〜」で文章が作られているという事を、頭に入れておいてください。

今のこの段階では、基本文型が何なのか、主語や動詞が何なのか、分からなくても構いません。

  
I am a student.
私は学生です。
  
He plays soccer on Sundays.
彼は日曜日サッカーをします。

2文とも、「主語+動詞〜」の形で文が組み立てられています。

くどいようですが、 基本的にはそういうものなのだと頭に入れておいてください。

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