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そもそも代名詞とは何か
まず、以下の例文を見てください。
私は彼女をとてもよく知っています。
②Yuki is my friend.
ユキは私の友達です。
③That is her car.
あれは彼女の車です。
マークのついた部分が代名詞になります。
「アイマイミーマイン( I my me mine )」と聞いた事はありませんか？
これは、「I」の代名詞４種類を指しています。
これだけでは分かりにくいと思うので、代名詞についてもっと細かく見ていきたいと思いますが、目次の通り、代名詞には「○○代名詞」というようにいくつかの種類の代名詞が存在します。
種類だけ見ていると、まるで難しいもののように感じてしまいがちです。
「代名詞の種類」を覚えることが出来るのなら、それに越したことはないですが、テストを受けたり、人と会話する際に「代名詞の種類を覚えている必要」はありません。
その文に適した代名詞をきちんと言えるかどうかが重要なことです。
「これは」と言われて「this」と言えるか、「彼女の車」と言われて「her car」と言えるか、「彼ら自身」と言われて「themselves」と言えるか、そういうことが大事なのです。
細かい説明をしていきますが、あまり難しく考えずに見ていきましょう。
人称代名詞と所有代名詞
所有代名詞は「～のもの」という意味を表します。
このように言ってしまうと、少し難しく聞こえてしまいそうですが、そんなに難しい事ではありません。
以下の表をノートに書いてください。
これは絶対に書いたほうが良いです。
| 意味 | 主格 ～は | 所有格 ～の | 目的格 ～を、～に | 所有代名詞 ～のもの |
| 私 | I | my | me | mine |
| あなた | you | your | you | yours |
| 彼女 | she | her | her | hers |
| 彼 | he | his | him | his |
| それ | it | its | it | |
| 私達 | we | our | us | ours |
| あなたたち | you | your | you | yours |
| 彼ら | they | their | them | theirs |
①主格は「～は、～が」のように、主語になるものを指します。
②所有格は「～の」のように、所有を表します。
③目的格は「～を、～に」のように、動詞や前置詞の目的語になるものを指します。
④所有代名詞は「～のもの」という意味をもち、１語で「所有格＋名詞」を表します。
自分がノートに書いた上記の表を見ながら考えてみましょう。
主格である「I」や「She」などは、以下のような文で使われます。
私は学生です。
彼女は私の友達です。
その文の主語にあたる「○○は」「○○が」として使われます。
所有格である「my」や「his」などは、以下のような文で使われます。
トムは私の弟です。
これは彼女のバッグです。
「所有」という言葉の通り、「○○の▲▲」の「○○の」に当たる部分です。
目的格である「him」や「me」などは、以下のような文で使われます。
私は彼を知っています。
彼女は私に英語を教えます。
上記の文でいうと、「私は一体何を知っているのか？」「彼女は誰に英語を教えるのか？」、という動詞の目的に当たる部分で目的格を使います。
所有代名詞である「mine」や「theirs」などは、以下のような文で使われます。
そのペンは私のものです。
それは彼らのものですか？
「○○のもの」と１語で表現することができます。
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指示代名詞とは
「指示代名詞」などと難しい言葉を使っていますが、簡単に言ってしまうと「これは・あれは・これらは・あれらは」を表す「this・that等」の事を指しています。
「指示代名詞」と言われてピンとこなくても問題はありませんが、「このバッグ」と言われたときに「this bag」というように、きちんと「this」を入れられる必要はあります。
詳しく見てみましょう。
「this」は「これは」「この」という意味、「that」は「あれは」「あの」という意味になります。
単数のものに対して使います。
例文 This is my cup.
それは私のカップです。
「these」は「これらは」「これらの」という意味、「those」は「あれらは」「あれらの」という意味になります。
複数のものに対して使います。
例文 These are my cups.
それらは私のカップです。
代名詞は慣れるまでは、表を使いながら問題を解いていくと覚えやすくなります。
正しい代名詞を使えるまでは、自分で書いた表を見ながら問題を解いてみましょう。
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