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冠詞(a,an,the)って何?
冠詞というのは、簡単に言ってしまうと、名詞の前につけるもの(aやanやthe)です。
「冠詞」なんて難しい言葉よりも、単純に「名詞の前につけるaやanやthe」と思ってくれれば良いでしょう。
名詞についてはこちらで確認できます。
不定冠詞 a,an
「1つの」という意味を持っていますが、和訳の時に敢えて訳したりはしません。
発音が母音(a,i,u,e,o)の時はanを、子音の時はaを付けます。
a university ( ユニバーシティなので発音が子音になります。)
例文を見てみましょう。
僕はピンク色が好きです。
これはペンです。
「This is a pen.」なんて、「見れば分かるよw」と思いますが、この文は本当によく見る例文ですよね。
ちなみに気をつけて欲しいのは、単数形であっても、代名詞などが名詞の前についている時(his pen, this penなど)は冠詞はつけません。
このペンは彼のものです。
これは彼のペンです。
代名詞が分からない、苦手だという方はこちらから確認できます。
定冠詞 the
the は次のような場合に、「数えられる名詞」にも「数えられない名詞」にもつけることが出来ます。
例文
Please close the window.
窓を閉めてください。
例文の場合、例文が指している「窓」は、どの窓を指しているのか分かっています。
②既に話題になった名詞が繰り返し出ている場合
例文
I bought a new pen.This is the pen.
私は新しいペンを買いました。これがそのペンです。
③以下のような特別な場合
1序数や最上級の前
the third,the biggest
2慣用表現
in the morning,
3唯一のもの
the sun,the earth,the east
4川、海、船などの固有名詞
the Tone(利根川),the Hikawamaru(氷川丸)
※人名や地名は数えられない名詞としてa,an,theをつけずに表します。
5楽器の前
play the piano
「in the morning」なんて、中学の教科書の最初の方でも出てきますが、敢えて「慣用表現だからtheを付ける」というふうには習いませんよね。
ここでも「the」の使い方は習いましたが、結局は同じような文章を読み書きして自然と覚えていくものです。
何度も何度も繰り返しましょう。
名詞に冠詞を付けないで使う表現もある
例文と合わせてみてみましょう。
下線が引かれたものは冠詞がついていませんよね。
このように英語には、イレギュラーが存在します。
(イレギュラーと言ってしまって良いのかは分かりませんが)
理屈でどうこう覚えていくよりも、やっぱりどれだけの英文を見てきたか、聞いてきたか、書いてきたか、というのが早く覚える近道になります。
日本人の私達が英語を身につけるというのは、繰り返す必要は出てきてしまいます。
一緒に頑張っていきましょう。
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