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名詞とは?
名詞には、「物」「人」「人名・地名」や、具体的な形を取らない「音楽 music」のようなもの、様々なものがあります。
まず、以下の例文を見てください。
私は新しいカバンを買いました。これがそのカバンです。
②I like music.
私は音楽が好きです。
上記の例文でいうと①「bag=かばん」②「music=音楽」が名詞にあたります。
名詞には「bag」のように「1個、2個、3個・・・」と数えられるものと、「music」のように数えられないものの2種類あります。
数えられる名詞
つまり「1つ=単数」の時と「2つ以上=複数」の時で 名詞の形が変わるということです。
私はペンを持っています。
I have three pens.
私は3本のペンを持っています。
基本的には単数の名詞に「(e)s」を付けますが、不規則に変わるものもあります。
名詞の複数形の作り方
単数の語尾 | つくり方 | 例 |
ふつうの語 | sをつける | pen → pens cup → cups |
-f,-fe | f(e)をvに変えてesをつける | life → lives leaf → leaves |
子音字+y | y を i に変えてesをつける | country → countries library → libraries |
-ch,-sh,-s,-x,-o | esをつける | box → boxes class → classes |
ここで例外なのが、photo,piano,radioは「o」で終わるけれど「s」を付けるという点です。
しつこく言っていることですが、ここで「つくり方」を丸暗記してしなくて大丈夫なので、問題を解きながら、その都度覚えていければそれがベストです。
『「box」は「x」で終わるから・・・「es」をつけて・・・』というよりも、自然に「box」という単語を見て、「boxes」と出てくるようになるのが良いです。
複数形にする時に不規則な変化をする名詞
単数形 | 複数形 | 単数形 | 複数形 |
man | men | woman | women |
child | children | fish | fish |
sheep | sheep | tooth | teeth |
数えられない名詞
- 抽象名詞 musicのように、具体的な形がないもの。
- 固有名詞 Japanのように、1つしかないものの名前(人名、地名など)。
- 物質名詞 milkのように一定の形や大きさがないもの。
数えられない名詞ですので、複数形も存在しません。
単数の扱いにして、aやanをつけないでください。
冠詞についてはこちらで確認できます。
例文を見て確認してみましょう。
私は音楽が好きです。
私は日本に住んでいます。
私は(1切の)パンを食べました。
上記の通り、冠詞(a,an,the)はついていませんね。
物質名詞( milk など)でつまずく方を割と多く見ます。
「 paper = 紙」「bread = パン」「water = 水」も物質名詞にあたります。
何をもって「1」とするのか明確でないものは、物質名詞になります。
例えば「紙」であれば、「1枚」「2枚」と数えられるような感じもしますが、「1枚」とする紙の大きさは決まっていません。
そういった「一定の形や大きさがないもの」は物質名詞です。
物質名詞の表し方
「I drank milk.(私は牛乳を飲みました。)」と言っても、一体どの位の量の牛乳なのかが分かりません。
コップに1杯なのか、まさか1リットルの牛乳パックを全部飲んでしまったのか、英語ではそれを表す必要があります。
私は(コップ)1杯の牛乳を飲みました。
I drank two glasses of milk.
私は(コップ)2杯の牛乳を飲みました。
three cups of tea (カップ)3杯のお茶
a piece ( sheet ) of paper 1枚の紙
a piece of bread 1切れのパン
2つ以上の物質を表す時には、単位に当たる部分を複数形にするのを忘れないようにしましょう。
また、明確な量を指定せず、「いくらかの◯◯」「たくさんの◯◯」という表し方もあります。
much rain 沢山の雨
一気に丸暗記しようとせず、問題を解いたり英文を作りながら、少しずつ覚えていきましょう。
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