この記事は約 10 分で読めます。
肯定文を否定文や疑問文に変えるとき、文に含まれている動詞が、be動詞か一般動詞かによって、否定文や疑問文の作り方も変わってきます。
ここでは、一般動詞について学んでいきます。
be動詞と一般動詞の違いがわからない方はこちら↓
Contents
一般動詞の含まれている肯定文を否定文、疑問文に変える。
I play tennis.
I don’t play tennis.
Do you play tennis?
Yes,I do./ No,I don’t.
三人称単数(I,you以外の単数)の場合
He plays tennis.
He doesn’t plays tennis.
Does he plays tennis?
Yes,he does./ No,he doesn’t.
書いていただけましたでしょうか?
今書いていただいた文に、 全て詰まっています。
一つ一つ順を追って説明しても良いのですが、私の経験上、文を並べて比較していく方が生徒さんの飲み込みが良く、混乱が少ないように感じています。
ここでは、ノートに上記の文が書いてあるという事を前提にお話します。
三人称単数が主語の肯定文には、一般動詞に(e)sがつく。
以下の表をご覧ください。(しっかり覚えたい方は、この表もノートにとってください。)
原形の語尾 | つくり方 | 例 |
ふつうの語尾 | sをつける | like → likes run → runs |
-ch,-sh,-o,-s,-xなど | esをつける | go → goes teach → teaches |
子音字+y | y を i に変えてesをつける | study → studies try → tries |
子音字とは、a,i,u,e,o(母音字)以外のアルファベットのことです。
「母音字+y」の場合は、「ふつうの語尾」と同じように「s」を語尾につけます。
stay → stays play → plays
※特殊な形として「have」は「has」になります。
この変形については、ここで完全に覚えられなくても、問題数をこなしているうちに身についていきます。
ですが、変形にもルールが存在しているのだという事は把握しておいてください。
表を見ながら確認していきましょう。
表の通り、「run→runs」「like→likes」となるわけです。
表の通り、「go→goes」「teach→teaches」となるわけです。
表の通り、「study→studies」「try→tries」となるわけです。
前述しましたが、ここで無理に詰め込まなくても、問題数をこなせば自然に身についてきます。
私個人の理想としても、英文を書いたり読んだりしながら身に付いていくのが良いとベストだと思っています。
最初は紛らわしくて混乱してしまうかもしれませんが、問題を解きながら慣れていってください。
一般動詞を含む肯定文を否定文にする。
I don’t play tennis.
私はテニスをしません。
主語が三人称単数の場合、「does not(doesn’t)」を、主語と動詞の間に入れ、動詞を原形にします。
He doesn’t play tennis.
彼はテニスをしません。
ノートに書いていただいた文を見比べてもらうと分かると思いますが、違う所は「do」なのか「does」なのかという所だけです。
一般動詞を含む肯定文を、疑問文にする。
(疑問文なので、ピリオドもクエスチョンマークに変えます。)
you play tennis.
Do you play tennis?
答え方は、「Yes,I do./No I don’t」となります。
上記の例文の場合、「あなた」に質問してるので、答える時は「私」で答えています。
主語が「they(彼ら)」であれば、答える時も「Yes,they do./No,they don’t.」になります。[/speech_bubble]
he plays tennis.
Does he play tennis?
答える時は、「Yes,he does./ No he doesn’t.」になります。
これもノートを見比べていただければ分かると思いますが、違う所は「do」か「does」かなのです。
学校では、見比べるという作業に時間を使うことがあまりありませんが、実際見比べてみると、そんなに複雑ではないことが分かると思います。
ありがちなミス
be動詞が登場してしまうミス
「He isn’t play tennis.」だったり、「Do〜?」で聞いているのに「Yes,I am.」と答えたり…一般動詞とbe動詞がごちゃまぜになってしまうミスです。
be動詞と一般動詞の使い方は違います。
日本語で言ってしまえば、「彼はテニスをするの?」と聞いているのに、「はい、彼です。」と答えてるようなものなのです。
よく分からない方はもう一度復習しましょう。
人の名前が出てくると、三人称単数な気がしてしまうミス
「トムとマイク」つまり、2人なので、これは複数扱いになります。
「Tom」が文頭にあることから、doesn’tにしてしまうミスをよく見かけます。
三人称単数がわからない方はこちらを確認しましょう。
代名詞のミス
代名詞が分からない、苦手だという方はこちらから確認できます。
これも特に「Tom and Mike」な「I and Emi」のように、複数の人名が出てきた時に多く見られるミスです。
「I and Emi」の時は「we」になります。
日本語で考えると難しくありません。
代名詞では基本的な主語(I,you,we,he,she,they,it)を使います。
迷ってしまったら日本語で考えて、どれに置き換えるのか答えを出してみてください。
「I and Emi」、「私とエミ」つまり「私たち=we」といった具合です。
学校のテストは、時に 意地悪なことをしてきます。
見慣れない主語が出てきた時は、その主語が三人称単数なのかどうなのかを考えて、ミスのないようにしましょう。
会話の話
例えばですが、
彼はテニス上手なの?
と実際の会話で聞かれた場合、「はい」か「いいえ」で答えるとも限りませんよね。
そう思う。
わかんない。
と、そうに答えたって良いのです。
ケーキ好き?
うん、僕甘いものが好きなんだ。
と、Yes,I do.と枠にはまる必要がないのが会話なのです。
私も塾で、学校のテストのための勉強を教えているわけですが、実際の会話では「Yes」と「No」だけが答えではないということを忘れないでください。
姉妹サイトの「映画ハリーポッターを観ながら英語を学ぶブログ」でも、一般動詞を使ったフレーズが沢山あります。
コメント