時を表す前置詞「about」「around」「toward」

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今回は時を表す前置詞「about」「around」「toward」を学んでいきましょう。

前置詞とは「前置詞+名詞(代名詞)」の形で、あるまとまった意味を表し、動詞や名詞を修飾します。

about 〜頃、およそ、〜くらい

未達の意味を含んだ《およそ》。

  
I got up about 7.
私は7時頃起きた。

通常ネイティヴが話す時には、未達の状態、つまり6:58とか6:50とか、7時を越えていない状態の7時頃というニュアンスで使われるそうです。

↑でも書きましたが、7時を越えても使われる場合もあるそうです。

  
we met at restrant about 6 p.m.
私達は6時頃会った。

around 〜頃、およそ、〜くらい

前後を含んだ《およそ》。

  
I get up around 7 everyday.
私は毎日7時頃起きる。

こちらは6:58だったり7:05分だったり、7時前後といったニュアンスになります。

  
I’ll be back around 9.
9時頃戻るよ。

aroundの方が、使う機会が多いような気がしますね、私の個人的な意見ですが。

私は日本語でも大体、『前後』というニュアンスで『頃』を使います。

about」が未達のものというニュアンスであれば、 時間の確実性がある場合に使うのかもしれませんね。

例えば未来の事なら、7時頃と言っても7時を越えてしまうかもしれません。

毎日の習慣に関しても、毎日の事ですからたまには7時を超える事もあるでしょう。

過去のことなら、7時頃(7時少し前)という事実を分かっています。

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前置詞about-around-towardの違い

about およそ、〜くらい、〜頃
→未達のものを表す事が多い。

例) about 6 であれば、6時頃(6時より前)。
※6時を超えててもaboutで表すこともあるようです。

around およそ、〜くらい、〜頃
→前後を含んだものを表す事が多い。

例)around 6であれば、6時頃(6時前後)。

toward 〜近くに、〜頃
→その時に接近していく感じ。

例)toward evening 夕方頃(夕方近くに)。
※towardに関しては、aboutとの明確な違いが分からず、例文に関しても「toward+時間」というものが 見つかりませんでした

私の中では、別にこれは「about」でも良いのではないかという例文もちらほらありましたが、明確な回答は見つかっていません。

toward+o’clockという組み合わせは間違いではないけれど、あまり使用しないようです。

about+o’clockが自然な形のようですね。

またabout+eveningという組み合わせも間違いではないけれど、あまり使用しないようです。

他の前置詞はこちらから確認できます。

時を表す前置詞「at」「in」「on」
時を表す前置詞「before」「after」「in」「within」
時を表す前置詞「about」「around」「toward」
時を表す前置詞「for」「during」「through」
時を表す前置詞「since」「from」
時を表す前置詞「by」「till」
時を表す前置詞のまとめ

それでは頑張っていきましょう。

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