疑問詞を使いこなそう!パート2「疑問詞自体を主語にする」

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この記事は約 9 分で読めます。

  
ここでは、前回やった疑問詞パート1の続きをやっていきます。

パート1

前回は以下の内容を勉強しました。

①YesかNoで答えられる疑問文
②疑問詞とは何か?
③疑問詞を使って、主語がある疑問文を作る。

少し復習部分もありますが、今回は前回の続きとなりますので、前回記事を読んで居ない方は読んでおくと良いでしょう。

疑問詞が主語になる場合の疑問文

主語がある疑問文とは以下のような文です。

  
What do you have?
(あなたは)何を持ってるの?

「you」は主語であり「あなたは」という意味になりますね。

疑問詞が主語になるというのは、以下のような文です。

  
What is in the box?
何が箱の中に入ってるの?

この文章の主語は、「What(何が)」になります。

同じ「What」でも「何を」を聞いているのか、「何が」を聞いているのかで、大分意味が違ってきますね。

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疑問詞が主語になる場合の疑問文の作り方

疑問文の作り方は、肯定文と同じように、「 疑問詞+動詞〜?」の語順になります。

  
主語になる疑問詞は「3人称単数」扱いします。

3人称単数はもう大丈夫でしょうか?

不安な方はこちらで復習しておきましょう。

「What」が主語の疑問文

「何があなたの考えを変えたのですか?」という疑問文を作ってみましょう。

ヒント

What 何
mind 考え
change 変える(質問は「変え」です。)

疑問文の作り方は、「 疑問詞+動詞~?」の順です。

正解はこうなります。

  
What changed you mind?
何があなたの考えを変えたの?
  
This movie did.
この映画だよ。

主語を尋ねる質問に答える場合は、「◯◯(主語)です。」となるので、「◯◯(主語)+動詞」となります。
動詞は疑問文に使われている動詞に合わせます。

尋ねたいのは「What=this movie」の部分です。
疑問文と比較しながら考えてみましょう。

  
What changed your mind?

「主語」を尋ねる場合は、dodoesdidは使用しません。
ですが「過去」のことを聞きたいので、動詞である change は changed に直す必要があります。

この考え方は「Who=誰が=主語を聞きたい」場合にも使います。

「Who」が主語の疑問文

先ほどと同じ考え方で、「誰があそこで走ってるの?」という疑問文を作ってみましょう。

ヒント

Who 誰
run 走る(質問は「走っている」です。)
there あそこ

疑問文の作り方は、「 疑問詞+動詞~?」の順です。

  
Who is running there?
誰があそこで走ってるの?
  
Tom is.
トムです。

この疑問文の作り方も迷った場合は、以下の説明を読んでください。
迷わなかった方は飛ばしてしまってOKです。

  
Tom is running there.
トムはあそこで走っています。

これは現在進行形の文章です。
疑問文に変えると以下のようになります。

Is Tom running there?

「主語」が分からないので、「Tom」の部分は省略します。

Is running there?

この文の文頭に、疑問詞である「Who」を置きます。

Who is running there?

そして、「Who」や「What」を「主語」として使う場合の動詞は「3人称単数」の形になります。

他の例文も見てみましょう。

  
Who cooks dinner?
誰が夕飯を作るの?
  
I and my sister do.
私と姉です。



疑問詞が主語になる疑問文には慣れてきましたでしょうか?

次は、「なぜ?」と尋ねる疑問文2語組み合わせて作る疑問詞についてみていきましょう。

「Why」を使った疑問文と答え方。

まず、「なぜあなたは公園に行ったのですか?」という疑問文を作ってみましょう。

  
Why did you go to the park?

「なぜ〜ですか?」という疑問文は、理由や目的を尋ねているので、以下のような答え方が出来ます。

①「Because (なぜなら)〜」で理由を答える。

  
Because I wanted to run.
走りたかったからです。

②「To 動詞〜」で目的を答える。

  
To run.
走るためです。



️不定詞については、記事が出来次第、リンクを貼ります。

その他「疑問詞+名詞」で表す疑問文

疑問詞には1語だけで表せるものだけだはなく、2語組み合わせて表すものもあります。

  
Whose pen is this?
これは誰のペンですか?
  
It’s mine.
私のものです。

  
Which pen is his?
どちらが彼のペンですか?

  
The blue one is.
青いペンです。

  
What time do you get up?
あなたは何時に起きますか?

  
I get up at 7.
7時に起きます。

「疑問詞+名詞」で表すもの



疑問詞+名詞 意味
What time 何時に
what book どんな本
Which car どちらの車

この「疑問詞+名詞〜?」の内容は、あまり授業で時間をとって勉強しません。

疑問詞は使いこなせると、会話の幅も広がりますが、つまずいている生徒さんを本当に多く見ます。

  
正直、「習うより慣れろ」という所もあるように私は感じています。

問題数をこなしたり、自分自身で「肯定文」を見ながら「いつ?」「どこで?」「何を?」といった文を創作してみたり、疑問詞を使うことに慣れることが習得への近道になります。

「How+形容詞(副詞)」の組み合わせ

以下のような組み合わせがよく使われます。

無理に今すべてを詰め込むというよりも、問題をこなしながら覚えていくと良いかもしれません。

ノートに記入しておいても良いでしょう。



How+形容詞(副詞) 意味
How many いくつ(物や人の数)
How old 何歳
How long どのくらい(距離)
How much いくら
How often どのくらい(何回)
How about ~はどうですか?

なんだか覚えるのが大変だと諦めてしまわずに、じっくりゆっくり考えながら文を作っていきましょう。
慣れてくると自然に頭の中に浮かんできます。

疑問詞はつまずきやすい単元ですが、そんな単元だからこそ頑張りましょう。

姉妹サイト「映画ハリーポッターで英語を学ぶブログ」でも疑問詞を使ったフレーズは沢山登場します。

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