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前置詞とは「前置詞+名詞(代名詞)」の形で、あるまとまった意味を表し、動詞や名詞を修飾します。
時を表す前置詞 at
atは時の一点や時刻、時節、年齢を表す前置詞です。
例として以下のようなものがあげられます。
- at 7:20 (7時20分)
- at night (夜に)
- at first(最初に)
- at present(今)
- at Christmas(クリスマスに)
など。
イメージとしては『ここ!』と点で表せるような『時』に使います。
夜の8時に彼に会うつもりです。
時を表す前置詞 on
onは日付・曜日や特定の日の朝・昼・晩を表す前置詞です。
例として以下のようなものがあげられます。
- on Monday (月曜日に)
- on Sunday night (日曜日の夜に)
- on June 16 ( 6月16日に)
- on Christmas day (クリスマスの日に)
これは、特定出来るものであり、ある程度幅のある時間を表す時に使用します。
彼はクリスマスの日に生まれた。
時を表す前置詞 in
inは期間(季節・年・月など)を表す前置詞です。
例としては、以下のようなものがあげられます。
- in June (6月に)
- in the morning(午前中に)
- in summer (夏に)
など。
私たちは冬にオーストラリアに行く予定です。
前置詞を使わないパターン
「in the morning(午前中に)」や「on Monday(月曜日に)」という表現は聞くのに、「in this morning(今朝に)」や「on next Monday(次の月曜日に)」という表現は聞きませんよね。
実は時を表す表現の中には、前置詞が必要なくなるパターンがあります。
それは「this year (今年に)」「last summer (去年の夏に)」「next Sunday (次の日曜日に)」「tomorrow (明日)」「yesterday (昨日)」。
tomorrowとyesterdayは例外ですが、thisやnextやlastは後ろに名詞が付くと、『〜に』という訳になります。
Monday (月曜日)→on Monday ( 月曜日 に )→last Monday (前の月曜日 に )
よって、前置詞が必要なくなるわけです。
at-it-onの使い分け
時を表す前置詞の中でも、atとinとonって、かなりの頻度で使われているような気がしませんか?
例えば『at night』『on Monday』『in January』など、中学生の頃から例文なんかでも良く目にしますよね。
なんとなく今までの習ってきた感覚で、「これが正しい前置詞なんだな〜」って分かるけど…「厳密な使い分けを説明して」って言われると私にとっては少し難しいのです。
では、前置きはこの辺にして、まずは簡単な使い分けを見てみましょう。
時の一点や時刻、時節、年齢を表す前置詞です。
日付・曜日や特定の日の朝・昼・晩を表す前置詞です。
期間(季節・年・月など)を表す前置詞です。
「at」は時の一点、「on」は特定の日や曜日、「in」は季節や年など。
図で表すと、こんなイメージです。
メモ用紙の裏に書いたため汚いですねw
でもイメージってとても大切です。
前置詞は沢山あるので、イメージを持って使って慣れましょう。
他の前置詞はこちらから確認できます。
◆時を表す前置詞「at」「in」「on」
◆時を表す前置詞「before」「after」「in」「within」
◆時を表す前置詞「about」「around」「toward」
◆時を表す前置詞「for」「during」「through」
◆時を表す前置詞「since」「from」
◆時を表す前置詞「by」「till」
◆時を表す前置詞のまとめ
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