進行形を使うのはどんな時か
現在進行形は「〜している(ところだ)」、過去進行形は「〜していた(ところだった)」という意味になります。
例えば、夜はいつもテレビを観ているとします。
それは習慣的なことなので、以下のようになります。
現在形
私は夜テレビを観ます。
進行形というのはそういう事ではなく、現在もしくは過去にその動作を進行している(していた)かどうかです。
つまりたった今、リアルタイムでテレビを観ている場合であれば進行形を使います。
現在進行形
私は今テレビを観ています。
※進行形の作り方については後述で説明致しますので、ここでは、「進行形」がどんな状態の場合に使うものなのかをまず理解してください。
少しややこしいのは過去の進行形です。
過去進行形は過去の動作の進行を表す時に使います。
過去形
私はテレビを観ました。
過去進行形
私はその時テレビを観ていました。
「昨日テレビ観た?」と聞かれたら、「観たよ。」とそう伝えますよね。
そのような時は過去形です。
過去進行形では、その時に「私はテレビを観ていた」のだと、その時その動作をしていたという事を伝えています。
「昨日の夜は何してたの?」「テレビを観てたよ。」と言ったように、動作を伝える時が過去進行形です。
進行形の単元を習う前に
現在進行形は学校だと中学1年生で習います。
過去形、過去進行形は中学2年生で習います。
ですが、この進行形のページでは、現在進行形・過去進行形、両方を説明していきます。
私個人の意見ですが、現在か過去かの違いなだけで、進行形の文の作りは同じなので、バラバラにやるよりも一緒にやる方が良いと考えています。
閲覧してくださっている方が中学1年生の場合、予習内容も含まれてしまいます。
(ですが、無駄な予習でもありませんし、覚えることも多くないので予習してしまってください。)
まず進行形へいく前に以下の3つの単元を理解しておきましょう。
be動詞現在形
be動詞過去形
一般動詞現在形
こんなことを言ってしまって良いのか分かりませんが、be動詞過去形が分からない場合は、be動詞「am」「is」の過去形が「was」、「are」の過去形が「were」である事を覚えてしまえば、乗り切れなくはないです。
例
私は学生です。
私は学生でした。
しかし、ここで進行形を乗り切っても、きちんと後からbe動詞過去形の確認はしてくださいね。