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動詞と一般動詞の違いが分かれば、大分英語が簡単になる
be動詞、一般動詞の使い方をしっかり理解しておくことは、英語を勉強していくうえでの基本であり、とても大切なことです。
英語における「動詞」には「 be動詞」と「 一般動詞」の2種類あります。
be動詞は、たったの6種類しかない
be動詞にはどんなものがありますか?
しっかり挙げる事が出来るでしょうか。
am |
is |
are |
was(am,isの過去形) |
were(areの過去形) |
be(am,is,areの原形) |
6種類ありますが「どれでも好きなように使っていい」というわけではなく、主語によってbe動詞を使い分けていきます。
例えば「Iならam」「he,sheならis」「they,we,youならare」となります。
ここでは、「am」「is」「are」の3種類を覚えましょう。
(過去形などは、先のほうで出てきます。)
詳しい使い分けについては、後述します。
be動詞の使い方
be動詞ですが、一般的な意味として「〜である」「〜にいる(ある)」と学校では教わります。
例文も交えて、もっと詳しく見ていきましょう。
be動詞のあとに名詞や形容詞を続ける事で、「主語は〜です」つまり、「 主語=〜」になります。
何か例文を作ってみてください。
彼は学生です
「彼は学生である。」つまり「彼=学生」です。
be動詞のあとに場所を表す語句を続けることで、「その場所にいます」と表すことが出来ます。
何か例文を作ってみてください。
私は今横浜にいます。
これもつまり「私=横浜にいる」となります。
一般動詞は「be動詞以外」の全ての動詞!
be動詞がどんなものか何となくでも理解する事は出来ましたか?
be動詞が分かったところで、次は一般動詞にはどんなものがあるか挙げられますか?
一般動詞には「run(走る)」「study(勉強する)」「like(好む)」のようなものがあります。
動詞とは基本的に動作を表す品詞ですが、一般動詞は沢山種類があるので、一気に全部覚えようとするのではなく、その都度出てくるたびに覚えていくと良いでしょう。
私はピアノを弾きます。
She plays the piano.
彼女はピアノを弾きます。
先ほど、「be動詞は主語によって使い分ける」と言いましたが、一般動詞も主語によって形が変わってきます。
主語が三人称単数の場合、動詞にs(es)を付けるのが一般的ですが、study→studiesのように変化する動詞もあります。
こちらもbe動詞の使い分け同様、後述します。
三人称単数が何か分からない場合は、こちらで確認できます。
まずは、「be動詞と一般動詞の違い」を把握してください。
最初のうちは、なんとなくでも構いません。
中学では別々に習うbe動詞と一般動詞
中学で英語を習い始める時、実はbe動詞と一般動詞はバラバラに習います。
何が正しい教え方なのか、答えはないのでしょうが、私は一緒に覚えるのが良いように感じています。
以下の問題文を見てください。
I ( ) to school.
私は学校に行きます。
答えはなんだと思いますか?
そうです。
「go(行く)」なのですが、塾の生徒さんでも、be動詞である「am」を入れてしまう子がいます。
極端な例でしたが、疑問文や否定文を習っていくにつれ、be動詞と一般動詞の使い分けが出来ていないと混乱のもとになってしまいます。
ですので、be動詞も一般動詞も、「 同じ動詞であること」、「 だけど役割が違うこと」を把握しておきましょう。
主語によってbe動詞・一般動詞の形を変える
まずはじめに、主語とはどういうものなのか、はっきりさせましょう。
国語であれば、「◯◯は〜です。」の「◯◯」に当たる人や物といった感じですが、英語でもそうです。
ただここで重要なのは、「三人称単数」です。
be動詞も一般動詞も、主語によって形を変える必要が出てきます。
be動詞の場合は、主語によってbe動詞の使い分けをするのですが、一般動詞の場合は、「三人称単数」の場合に一般動詞の形が変わります。
「三人称単数」がなかなか覚えられない時は、「I(私)、you(あなた)以外の単数の人+It」と覚えちゃってください。
「三人称単数」が何なのかを分かることよりも、「三人称単数」の場合に一般動詞の形を変えられるかどうかが重要です。
なので、どんなやり方でも良いので、「三人称単数」がなんなのかを理解し、理解した上で一般動詞の変形をしましょう。
三人称単数が分からない方は、上記に貼り付けたリンク(三人称単数の単元)を見なおして下さいね。
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主語によってbe動詞を使い分ける
まずは以下の表を見てください。
ここでは、 現在形のみ触れています。
過去形についても知りたい方はこちら。
単数 | 複数 | |||
人称 | 主語 | be動詞 | 主語 | be動詞 |
1 | I | am | we | are |
2 | you | are | you | are |
3 | hesheit | is | they | are |
現在形の場合、be動詞は「am」「is」「are」の3種類なので、覚えるのも簡単かと思います。
目で見る、文字で書くだけでは無く、発声するのも覚える近道になります。
「it」同様、「this(これ)」や「that(あれ)」も「is」を使います。
「I」を主語にして例文を作ってみましょう。
私は先生です。
では、「Tom and Mike」が主語ならどうなりますか?
トムとマイクは友達です。
「Tom and Mike」は言い換えると「彼ら(they)」と同じ事なので、「are」を使います。
「主語+be動詞」「be動詞+not」の省略形
表を見て確認してみましょう。
主語+be動詞 | 省略形 |
I am | I’m |
you are | you’re |
we are | we’re |
she is | she’s |
he is | he’s |
it is | it’s |
they are | they’re |
丸暗記出来ない量ではありませんが、丸暗記しなくても、テキストや教科書等で省略形を目にすることは多いです。
「be動詞+not」の省略形も表で見てみましょう。
be動詞+not | 省略形 |
is not | isn’t |
are not | aren’t |
こちらもテキストや教科書等でもよく目にします。
自分自身で英文を書く時にもよく使うので、覚えてしまうほうが良いでしょう。
特殊なやり方で省略しているわけでもないので、問題を解きながら覚えていけると良いと思います。
三人称単数の時は一般動詞を変形する
しつこいようですが、三人称単数とはなんでしょう?
しっかり説明は出来ますか?
三人称単数が主語になった場合、あとに続く一般動詞の形を変える必要があります。
例
私は買い物に行きます。
He goes to shopping.
彼は買い物に行きます。
これは一例に過ぎず、「playはplays」「studyはstudies」「haveはhas」…のように、変形の仕方にも様々なものがあります。
ここでは、「主語が三人称単数の場合は、一般動詞を変形する」という事を覚えてください。
一般動詞の変形については、様々なルールがあり、長くなってしまうため、別記事に書いています。
一般動詞の変形についての記事
まとめ
- 動詞にはbe動詞と一般動詞の2種類ある。
- be動詞は6種類ある。
- ここで覚えておかなきゃいけないbe動詞は「am」「is」「are」。
- 一般動詞は「run(走る)」「study(勉強する)」など、be動詞以外の動詞。
- be動詞は、主語によって使い分ける。
- 「主語+be動詞」「be動詞+not」は省略形がある。
- 一般動詞は三人称単数の時に形が変わる。
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