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間接疑問文とは、疑問文が文の一部になった文のことです。
そう言われても分かりにくいと思うので、例文を見てみましょう。
私はそれが何なのか分からない。
いつ私は歌えるのか教えて下さい。
疑問詞を使った文「いつ◯◯しますか?」「どこで◯◯しますか?」「◯◯は何ですか?」といった内容を動詞の目的語としています。
上記の文で言えば「I don’t know(私は知らない)」の目的語が「what it is(それは何ですか?)」なので、「私はそれが何なのか分からない。」となります。
間接疑問文の語順
通常の疑問詞を使った疑問文の語順は「疑問詞+動詞+主語」です。
彼女は昨日どこに行ったの?
疑問詞について分からない方は、こちらで確認しましょう。
間接疑問文では、疑問詞以降の語順が「疑問詞+主語+動詞~」という「疑問詞+肯定文」の形をとります。
間接疑問文 I know where she went yesterday.
「彼女が昨日どこへ行ったのか」と過去のついて「知っている」ので、後ろにつく疑問文は「過去の肯定文」の形になります。
基本的な文法の復習はこちらから出来ます。
◆be動詞現在形
◆be動詞過去形
◆一般動詞現在形
◆一般動詞過去形
しっかり上記の文法は使いこなせるようにしてから、間接疑問文を勉強しましょう。
疑問詞が主語の時の間接疑問文の語順
疑問詞をつかった疑問文では、疑問詞そのものが主語となる時があります。
椅子の下には何がありますか?
疑問詞が主語の場合は、そのままの疑問文を後ろに付けるだけで大丈夫です。
彼女は椅子の下に何があるか知っている。
間接疑問文で気をつけたい「時制の一致」
間接疑問文の主節の部分の動詞が過去形の場合、後ろに続く疑問詞以降の動詞も一緒に過去形にします。
誰がここに住んでいるの?
「誰がここに住んでいるのか」を知っている場合の間接疑問文はこうなります。
私は誰がここに住んでいるか知っています。
「誰がここに住んでいるのか」を知っていた場合の間接疑問文はこうなります。
私は誰がここに住んでいるのか知っていました。
この場合、主節の動詞とは「know」を指します。
気をつけたいのは主節の動詞が過去の時という点です。
誰がここに住んでいたの?
「誰がここに住んでいた」のかを「知っている」場合には時制は一致させる必要はありません。
私は誰がここに住んでいたのか知っています。
紛らわしいので混乱しないように注意しましょう。
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疑問詞のない疑問文でも間接疑問文は作れる!
彼女はトムが好きなの?
彼女がトムを好きかどうか知ってる?
「疑問詞」→「if」に変わっただけで、語順は一緒です。
間接疑問文は私達の日常会話でもよく出てくるフレーズです。
しっかり覚えてしまいましょう。
姉妹サイト「映画版ハリーポッターから英語を学ぼう」でも、接続詞を使ったフレーズが登場しています。
ぜひ御覧ください。
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