「間接疑問文」を使いこなそう!疑問詞の第2の使い方!

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今回は間接疑問文について学んでいきましょう。

間接疑問文とは、疑問文が文の一部になった文のことです。

そう言われても分かりにくいと思うので、例文を見てみましょう。

  
I don’t know what it is?
私はそれが何なのか分からない。
  
Please tell me when I can sing a song.
いつ私は歌えるのか教えて下さい。

疑問詞を使った文「いつ◯◯しますか?」「どこで◯◯しますか?」「◯◯は何ですか?」といった内容を動詞の目的語としています。

上記の文で言えば「I don’t know(私は知らない)」の目的語が「what it is(それは何ですか?)」なので、「私はそれが何なのか分からない。」となります。

間接疑問文の語順

通常の疑問詞を使った疑問文の語順は「疑問詞+動詞+主語」です。

  
Where did she go yesterday?
彼女は昨日どこに行ったの?

疑問詞について分からない方は、こちらで確認しましょう。

間接疑問文では、疑問詞以降の語順が「疑問詞+主語+動詞~」という「疑問詞+肯定文」の形をとります。

普通の疑問文        Where did she go yesterday?
間接疑問文   I know where she went yesterday.

「彼女が昨日どこへ行ったのか」と過去のついて「知っている」ので、後ろにつく疑問文は「過去の肯定文」の形になります。

基本的な文法の復習はこちらから出来ます。
be動詞現在形
be動詞過去形
一般動詞現在形
一般動詞過去形

しっかり上記の文法は使いこなせるようにしてから、間接疑問文を勉強しましょう。

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疑問詞が主語の時の間接疑問文の語順

疑問詞をつかった疑問文では、疑問詞そのものが主語となる時があります。

  
What is under the chair?
椅子の下には何がありますか?

疑問詞が主語の場合は、そのままの疑問文を後ろに付けるだけで大丈夫です。

  
She knows what is under the chair.
彼女は椅子の下に何があるか知っている。

間接疑問文で気をつけたい「時制の一致」

間接疑問文の主節の部分の動詞が過去形の場合、後ろに続く疑問詞以降の動詞も一緒に過去形にします。

  
Who lives here?
誰がここに住んでいるの?

「誰がここに住んでいるのか」を知っている場合の間接疑問文はこうなります。

I know who lives here.
私は誰がここに住んでいるか知っています。

「誰がここに住んでいるのか」を知っていた場合の間接疑問文はこうなります。

I knew who lived here.
私は誰がここに住んでいるのか知っていました。

この場合、主節の動詞とは「know」を指します。

気をつけたいのは主節の動詞が過去の時という点です。

  
Who lived here?
誰がここに住んでいたの?

「誰がここに住んでいた」のかを「知っている」場合には時制は一致させる必要はありません。

I know who lived here.
私は誰がここに住んでいたのか知っています。

紛らわしいので混乱しないように注意しましょう。

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疑問詞のない疑問文でも間接疑問文は作れる!

  
疑問詞のない疑問文の場合は「if(~かどうか)」を使います。
  
Does she like Tom?
彼女はトムが好きなの?
  
Do you know if she likes Tom?
彼女がトムを好きかどうか知ってる?

「疑問詞」→「if」に変わっただけで、語順は一緒です。

間接疑問文は私達の日常会話でもよく出てくるフレーズです。

しっかり覚えてしまいましょう。

姉妹サイト「映画版ハリーポッターから英語を学ぼう」でも、接続詞を使ったフレーズが登場しています。

ぜひ御覧ください。

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