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こんばんは。
今回は、少し私の体験談についてお話したいと思います。
はじめに(ご挨拶)でも少しお話したのですが、私は過去にオーストラリアに短期留学をしたことがあります。
上記記事では7年前となっていますが、もう軽く8年前位になってしまいます。。。
期間は1ヶ月程なので、英語を身につけるには不十分ですが、経験としては良い経験が出来たと思っています。
英語は「話せない」レベルの人間が、1ヶ月短期留学をした場合、どの程度英語力がアップするのか、私の体験からお話したいと思います。
はじめてケアンズの空港に到着した時に、ガイドの方が居て、ホストファミリーのお迎えを待つのですが、私のホストマザーは二日酔いで、迎えに来るのが遅れてしまい、そのガイドの方で二人っきりで待つ事になりました。
緊張と初めての生の英語で、何を言われているのかも聞き取れず、よくわからないまま頷いて居たら、謎のチョコレートドリンクが目の前に置かれました(笑)
その後も一体この人は何を言っているのか、本当に分からず、迎えに来てくれないことへの恐怖もあり、無言で笑顔を振りまくことさえ出来ないというレベルでした。
もちろん、お迎えには来てもらいましたが、家族の話している言葉も分からず、私が何か話すとポカーンと見つめられ、おそらく私は英語を伝える事も出来なかったのだと思います。
私は、月曜~金曜まで、オーストラリアのケアンズにある語学学校に通っていました。
月水金は半日、火木は朝の9時~3時までです。
留学生が多い事から、入学式は毎週月曜日で、クラス分けの試験があります。
記憶にある範囲ですと、筆記試験と面接があり、筆記では、自分の体験を現在・過去・未来の形で記述するような内容でした。
面接はいろいろ質問をされたのですが、何を言っているのか全く分からず(笑)
一緒に面接をしていたブラジル出身の男性が、通訳のように先生の英語をゆっくり言い直してくれ、やっと一言ずつポツポツと話す事が出来ました。
学校に通い始め、もちろん一番下の初心者クラスになった私は、あることに気づきました。
日本人って、文法は出来るのです。
初心者クラスで配られるプリントは、名詞を複数形にしたり、正しい動詞を選ぶ穴埋め問題などが出ます。
主語に応じてhaveをhasに変えたり、内容としては完全にわかっているものばかりです。
テストをやると、私は大体満点で、いつもクラス1番でした。
だけど、クラスで一番英語を話せる女の子はブラジル人の女の子でしたが、彼女はアルファベットも覚えていないような子でした。
クラスの人数もあまり多くなかったので、5,6人位しか居ないと、机を囲んで、ただ先生の質問に英語で答えるという授業もあったのですが、日本人の子の英語は分かるのに、韓国人の子の英語は何言ってるか分からないという事態が発生し、これは日本人には日本人の訛りというか癖みたいなものがあったのだと思います。
オーストラリアのケアンズは、自然が豊かできれいなところです。
都会ではないので、栄えている場所は限られていて、どこに行っても日本人がいます。
日本人の留学生が集まりやすい場所でもあるので、日本人同士がつるんでいる姿も良く見ます。
私が行った留学プランでは、私を含む5人日本人メンバーが居て、現地ガイドが1名でした。
観光も交えたプランだったのですが、観光の際はこの6人でどこかに行きます。
日本人が揃うと、どうしても会話が日本語になるのです。
学校でもそうです。
休憩の時は、みんな学校前のベンチにたまるのですが、日本人は日本人と日本語で会話を繰り広げます。
私はなるべく他国の友達とつるもうと思い、韓国の友達を沢山作るようにしましたが、初心者クラスの私達は、自分たちの英語が正しいのかも分からずに話すし、そもそも英語力が備わっていないので、必要最低限の会話しか出来ませんでした。
私はケアンズで、ものすごく努力家の日本人留学生を発見しました。
彼女はいつも5,6人で行動していたのですが、全員英語がペラペラで、中にはネイティブの人も居たようです。
半年間の留学でケアンズに来ているとの事でしたが、自分の友人が半年留学に行き、帰国した際に何一つ英語を身につけて居なかったのを見て、自分は絶対身に付けると心に決めて留学へ来たとのことでした。
私が日本語で話すのを見ると、怪訝な顔つきをされて、あまり得意な子ではなかったのですが、日本人である私達が、英語圏の国で日本人という仲間を見つけても、そこに混じらずに英語で乗り越えていくというのは、断固たる決意が必要だったんあだろうな、と思うのです。
あの時の私は、彼女を見てちょっと恥ずかしくなりました。
上記でお話した、努力家の女の子ですが、学校が終わると図書館に行き、勉強をしていたようです。
私は3時に学校が終わると、5時にホストマザーが迎えに来るまで、友達とプールや買い物に忙しくしていました。
図書館は見学程度に一回行きましたが、帰国してしまった今となっては、とても気になる場所です。
私がケアンズに行っていた時、ケアンズでは親日家の方が多かったように思います。
どうにか英語を話してみたかった私は、というか本当に方向音痴だった私は、ケアンズセントラルというデパート?に行くまでの道がわからなくなり、人のよさ気な方に、道を尋ねていました。
一人、「Are you Japanese?」と聞いてくるおじいちゃんが居て、「yes.」と答えたところ、おじいちゃんの片言の日本語を聞かされるという出来事がありました(笑)
日本語を知らず知らずに覚えてしまう地元の方は多いようで、買い物をしていても、私達が日本語で何か話していると、「ソウダヨ!」とか返ってきたりします。
私には後悔している事が沢山あります。
1つ目ですが、1ヶ月という限られた時間の中での留学だったので、写真を沢山撮りましたが、帰国して現像してみると、人物ばかりなのです。
もちろんそれは宝物ですが、町並みや風景、お店や家など、忘れたくない景色は沢山あったはずなのに、ほとんど撮っていなかったのです。
毎日通るアイス屋さんやスーパーだから気にしなかったけど、帰国してからは見れない景色です。
暇な時間が沢山あったのだから、もっと沢山写真を撮ればよかったなと思います。
そして2つ目ですが、もっと勉強すれば良かった、これにつきます。
テレビを見ても理解出来ない私の夜は短いのです(笑)
ホストファミリーの子どもたちは、9歳と6歳で、寝るのがとても早いので、私は8時頃から暇になります。
その暇な時間、部屋にこもって音楽を聞いていたりしましたが、日記でも書いておけば良かったと思いますし、もっと沢山勉強も出来たのに、と思います。
部屋にこもらずにママと話をしようと思い立ったのは、2週間が過ぎたあたりでした。
これはかなり役に立ちます。
暇な時間ママと話す事にしてから、私はノートとペンを持ち歩くようにしました。
聞き取れなかったり、伝わらなかった英語のスペルを書いたりするためです。
そのうちそのノートは、絵を描いて説明するのに使われたり、日本語を教えるのにも使われたりしました。
だけど大前提として、私の場合、ホストマザーが親切だったため、このように私との時間を作っていただけたのだと思います。
繰り返し使うようなフレーズは、すんなり出てきます。
「Can I use a ○○?」といった様なものは本当に良く使いました。
ですが、英語がペラペラになるのとは程遠いものです。
1ヶ月経ってみて、留学前と比べて大きく成長したなと言える点は、恥をかくことを恐れなくなった点です。
空港で、ガイドの方と話すことが出来なかった私は、帰国するときにはペラペラと間違った英語だと思いますがよく喋っていました。
伝わらない事は全然怖いことでは無かったんです。別に間違ってたって、それが単語の羅列だとしたって、黙っているよりは伝わります。
本当に外国で困ってしまったら、自分の知識の限界で話すしか方法は無いですもんね。
そして若干、単語量が増えます。生活をしていく上で、知らない単語をよく使うという事も珍しくはないからです。
英語力の問題はさておき、外国へ行ってみるというのは世界が広がりますし、良い体験だと私は今でも思っています。
長くなってしまいましたが、このような感じです。
そして、勉強をサボってしまった結果、今の私は、留学当時とくらべて英語力が落ちたように感じます。
継続は力なり。これは本当なんですね。
それでは、今回も閲覧していただき、本当にありがとうございました。
コメント
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