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こんにちは。
今回もハリーポッターから英語を学んでいきましょう。
今回のフレーズは口語的な使い方になっています。
前回記事にて、ハリーはハグリッドから、「魔法使いには良いやつも悪いやつもいる」という事を教わりました。
前回記事
[nlink url=”https://harry-english.saa0616.com/some-of-them/” title=””]
そして、ブログでは触れませんが(日常的な表現ではないため)、ハグリッドはこう続けます。
なかなか名前を言えないハグリッドに、今回記事でハリーは「 紙に書けば?」という提案をします。
それでは早速フレーズの確認をしてみましょう。
単語確認
今回使われている「Maybe if」は、「~してみれば良いのに。」というニュアンスが含まれています。
通常の英文法では使われない表現で、口語的な言い方になります。
今回のフレーズで言うと、「you wrote it down(紙に書き留めた)」を「してみれば良いのに」という事です。
つまり「紙に書いたらいいのに」と言うことですね。
こんどは、「書く」という部分に着目してみましょう。
ここで覚えてしまいたいのは、「it」の位置です。
今回の「it」は「his name(彼の名前)」になります。
「write down」この2つの単語で出来た1つの熟語で「書き留める」という表現になるのに、なぜ「it」だと間に割り込んでくるのでしょうか。
それは「it」が代名詞(目的格)だからです。
代名詞が分からないという方はこちらをご確認ください。
「it」や「him 」「them」といった代名詞を置く時には「 動詞の後ろ」に置くというルールがあります。
ですので、そもそも「You wrote down it.」とは意味がどうとか以前に「言えない」ということです。
書き留めるという言い方に限らず、他の言い方でも同様の事がいえます。
I’ll give you this present.
私はあなたにプレゼントをあげましょう。
I’ll give it to you.
私はあなたにそれ(プレゼント)をあげましょう。
いかがでしょうか。
それでは今回も閲覧していただき、ありがとうございました。
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