下記の記事で、「缶詰のパイナップルよりも生のパイナップルが好きだ」という文章を書きました。
「prefer」を使って「〜より〜が好き(比較)」を伝える。
前の記事のおさらい
例えば、以下のような疑問文があったとき。
Where did you buy this pineapple?
どこでパイナップルを買いましたか?
どこでパイナップルを買いましたか?
I bought it at the supermarket.
スーパーで買ったよ。
スーパーで買ったよ。
と、this pineappleの繰り返しを防ぐためにitを使って答えます。
私は、 名詞を繰り返す場合、単数であればどんな場合でもitを使えば良いと思っていたのです。
つまり
I prefer a fresh pineapple to a canned it.
缶詰のパイナップルより生のパイナップルの方が好き。
缶詰のパイナップルより生のパイナップルの方が好き。
これで良いのだと思っていました。
それが今回学んだ 私の間違いです。
itとoneの使い分け
正解は
I prefer a fresh pineapple to a canned one.
複数形でいうのであれば、
I prefer fresh pineapples to canned ones.
どちらもパイナップルという単語の繰り返しを防ぐために使っているのに、何故 itと oneなのか。
Where did you buy this pineapple?
どこでそのパイナップルを買ったの?
どこでそのパイナップルを買ったの?
I bought it at the supermarket.
スーパーで買ったよ。
スーパーで買ったよ。
この文章では、パイナップルは 目の前にあるパイナップルであり、 特定できるパイナップルです。
itを使う場合、『特定できる、そのパイナップル(そのもの)』ということです。
では、
I prefer a fresh pineapple to a canned one.
缶詰のパイナップルより生のパイナップルが好き。
缶詰のパイナップルより生のパイナップルが好き。
缶詰のパイナップルと生のパイナップルのパイナップルは同じものを指してはいません。
どのパイナップルか特定できませんね。
oneを使う場合は、『そのものではない(特定できない)』時です。
つまり
I bought a pineapple.And I ate it.
パイナップルを買った。そして、それを食べた。
パイナップルを買った。そして、それを食べた。
買ったパイナップル=食べたパイナップル
He bought a pineapple.I want to buy one.
彼はパイナップルを買った。私も買いたい。
彼はパイナップルを買った。私も買いたい。
彼が買ったパイナップル≠買いたいパイナップル
となるわけです。
こんな時、英語ってルールが多くて嫌になるなぁと、私の飽き癖が出てしまいます。
が、また一つ賢くなったという捉え方でいきたいと思います。
閲覧していただき、ありがとうございました。
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