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映画を観ながら英語を拾い集めていくと、簡単な単語だけで作られているフレーズを良く見かけます。
「英語音声」でも「英語字幕」でも意味は分かるような 簡単なフレーズなのですが、でも自分が同じ場面に出くわした時、きっと私はそのフレーズを「声に出す」ことは出来ないのだと思います。
「聞いて分かる」、「見て分かる」のと、「言える」っていうのって少し違いますよね。
教科書に書いてある英語って、日常会話を覚えたい人が学びたい英語とはちょっと違うから、映画を観ている方が何倍も面白いです。(私の場合)
今回の内容は、そんな「 簡単だけど教科書に載っていないフレーズ」です。
前回小屋に現れた大男ですが、わざわざ遠くの孤島まで訪れたのは、ハリーに会うことが目的でした。
と声を掛けましたが、大男が話しかけた相手は、ハリーではなく、従兄弟のダドリーだったのです。
[nlink url=”https://harry-english.saa0616.com/since/” title=””]
自分がハリーではない事を主張するダドリーと、自分がハリーだと正直に言うハリーと、それを実は分かっていた大男の会話で、今回は フレーズが3つ出てきます。
「僕じゃないよ。」「僕だよ。」「そう、お前さんだよな。」
それでは、会話の流れを見ていきましょう。
まずは前回のシーンで、大男がダドリーに対して、こう言います。
(この台詞の後、映画だと「お腹が出てきてるな」とからかう台詞があるのですが、それはあまり使わなそうだったので、ブログでは省略します。)
そして、もちろんダドリーは「自分ではない」と否定をし、ハリーが「自分がハリーであること」を正直に言います。
この2文は「be動詞」を使った簡単なフレーズになっていますね。
be動詞の確認は下記リンクより出来ます。
そんな2人に対して、大男はこう言います。
「 of course(もちろん)」と言っているあたり、最初からダドリーがハリーではない事を分かっていて、ちょっとふざけたのではないかと思われます。
このくらい短くて簡単なフレーズなら、いちいち習う必要もないかとは思いますが、こんな簡単なフレーズでさえも、いざ会話としてやりとりしようとすると言葉に詰まったりします。
「こう言いそうだけど、本当にそう言うの?簡単すぎない?」とためらってしまいそうなものでも、「 本当にこうやって言うんだ。」と再確認できれば、ためらいなく使えますよね(・∀・)
この文の文頭にある「well」ですが、映画を観ているとかなり見かけます。
「very well」で「とても上手」などと訳すので、一見「良い意味」の相槌に使うようにも見えますが、 そういう事ではありません。
会話の文頭で使われる「well」は、「えーっと・・・」「じゃあ」「さて」「そう」といったような意味で使います。
この文頭で使われる使い方は「間投詞」としての使い方になります。
そんなに難しいことではなく、日本語でも「じゃあ、1個でいいや。」と言われれば、「諦め」なんだと分かりますし、「そう、それでいいんじゃない。」と言われれば、「同意」なのだと分かります。
「えーっと、○○~」の「えーっと」はおそらく意味もない、間を繋ぐための言葉ですよね。
英語だとそれが文頭の「Well」になっただけなので、変な話、分からなかったら分からないで、そんなに気にすることもありません。
闇雲に使うのはどうなのかと思いますが、会話に詰まった時、間を繋ぐのに「Well」を使ってみるのも良いかもしれませんね。
それでは、今回も閲覧していただき、ありがとうございました。
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