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こんにちは。
今回もハリーポッターの映画から英語を学んでいきましょう。
少しずつ暖かくなってきましたね。
そろそろお花見でもしたいです。
ホグワーツ魔法学校への入学にあたり、ダイアゴン横丁にあるオリバンダー杖店に「杖」を買いに来たハリーは、店主のオリバンダーに杖を渡され、自分に合っているか見てもらうことになりました。
「Here we are.(これはどうかな?)」と渡され、試してみた杖はハリーが振ると軽く暴走を起こし、オリバンダーに「Apparently not.(合わんな。)」と判断されてしまいました。
[nlink url=”https://harry-english.saa0616.com/here-we-are/” title=””]
[nlink url=”https://harry-english.saa0616.com/apparently/” title=””]
今回シーンにて、オリバンダーは沢山ある杖の中から、また別の杖を見つけ、「 それではこれを。」と別の杖をハリーに渡します。
今回のフレーズは直訳すると「多分これかな。」といったニュアンスになります。
この「多分」がどのくらいの確信度なのか、他の単語と見比べながら確認していきましょう。
まずは、オリバンダーの台詞を見てみましょう。
日本語字幕、日本語音声共に、「それではこれを。」となっていますが、先程も述べた通り、単純に直訳すると「多分これかな。」といった、自信のないニュアンスが含まれています。
この「perhaps(多分。)」の確信度は一体どの位なのでしょうか。
だいたい、30~40%くらいの確信度になります。
日本人の言う「多分。」には、「ずばりこのくらいの確信度!」という決まった確信度はありませんよね。
その人によって、その時のタイミングによって「多分」の確信の強さが異なってきます。
ネイティブの人たちは、確信度の大小で「多分」も使い分けています。
それでは他の「多分」も見てみましょう。
こんな風に言ってしまうのもなんですが、そんな30%程度の確信度で「Perhaps this.」と杖を渡されてもハリーは不安ですよねw
例えばここでオリバンダーが「この杖ならきっとハリーに合うはずだ!」と相当の自信があったらこう言ったのかもしれません。
「なんだか合いそうな気もするし、合わなそうな気もするし、ん~どっちなんだろう。」といった具合ならこう言ったかもしれません。
「きっとこれはハリーには合わないだろうな。」と、ほとんど自信がなかったら、オリバンダーはハリーにその杖を試させないでしょうねw
オリバンダーがどの位の自信を持って、この時ハリーに杖を渡していたのかは、日本語音声や字幕を読んでいただけでは分からなかったことです。
(「それではこれを。」と言っているだけなので。)
英語が分かったら、本当に映画の世界も別物に見えてくるのかもしれないですね。
そうなった頃、単純に英語で映画を楽しみたいものです。
それでは、今回も閲覧していただき、ありがとうございました。
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