「ハリーポッターと賢者の石」をチャプターごとに最初から見る
「ハリーポッターと賢者の石」を英文法ごとに見る
こんにちは。
今回もハリーポッターから英語を学んでいきましょう。
今回は日本で「テストを解くための英語」を学んでいる私達にとっては、なかなか受け入れ難い、英会話の特徴についてのお話です。
映画ならではの表現方法を学ぶ事ができ、とても勉強になりました。
今回から映画もチャプター11に入っていきます。
チャプター10では、ホグワーツ特急の中でのロンやハーマイオニーとの出会い、ロンと親睦を深めていくシーンの中で英語を勉強していきました。
前回記事でもあるチャプター10の最後では、ハーマイオニーがロンに対し「よろしく。」と挨拶をしたところで終わりました。
(実際の映画では「ふたりともそろそろ制服に着替えなさい」というフレーズが入ります。)
前回記事
[nlink url=”https://harry-english.saa0616.com/pleasure/” title=””]
チャプター11では、ホグワーツ魔法魔術学校へ到着したシーンから始まります。
今回のフレーズはハグリッドが、学校へと到着した1年生達に「 よく来た!1年生はこっち!」と呼びかけるシーンです。
英会話も日本語同様、完璧な文法で話さなくてはならないわけではない事が分かるシーンとなっています。
さっそくですが、ハグリッドが生徒たちへ呼びかけたフレーズを確認してみましょう。
単語確認
単語から見ても分かる通り、今回ハグリッドは、ただ単に単語を叫んでいるだけです。
「 よく来た」にあたる「 Right,then.」も、別に「よく来た」と言っているわけでないですよね。
言ってしまえば「よしよし」「そうだ、よし」みたいなニュアンスのものを「よく来た!」という風に意訳しているのです。
「 this way,please」も「こっちだよ!」というのを「please」で丁寧に言っているのが分かります。
ここで少しだけ謎なのが「1年生」です。
通常「1年生」という言い方は下記のような言い方をします。
なぜ「years」と「s」がついているのでしょうか。
ここからは私の憶測になってしまいますが、「a first year student(1年生)」が何人もいるから「a first year students」となり、生徒であることは見れば一目瞭然だから(分かりきっていることだから)省略し、「first years」という言い方をしたのではないかと思います。
ただ一般的には、どちらかというと「first grade」で言うことのほうが多いようです。(特に米だと)
ハリーポッターの世界はイギリスなので、また違うかもしれませんね。
今回はフレーズがどうこうというよりも、英会話というのは、別にきちんとした文法だけで話しているわけじゃないんだという事を理解していただければ光栄です。
それでは今回も閲覧していただき、ありがとうございました。
コメント
[…] 英会話はきちんとした文法で話すわけじゃない。賢者-ch11 […]