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こんにちは。
今回もハリーポッターから英語を学んでいきましょう。
個人的に、この勉強法は好きかもしれません。
知っているお話でもありますし、自分でブログを書きながら、「ハリー」とか「ダンブルドア」とか打っていると、勉強をしているような気分にならなくて済みます。
ネイティブの発音する言葉を耳に入れているのもあるし、新しい発見も多いので、遊んでいるという気分にもなりません。
ちょっとやり方を変えなきゃな、と思ってはいるのですが、今のところは「日本語字幕・英語音声」からスタートして、「日本語字幕」の中から使えそうなフレーズを拾っていっています。
チャプター2の序盤は、ハリーが朝起きて、ダーズリー家の朝ごはんを用意するシーンなのですが、おじさんおばさんは、息子のダドリーの誕生日に夢中で、ハリーには早く朝ごはんを用意するように急かします。
日本語字幕では、「早くおし!」と目玉焼きを焼いているハリーにペチュニアおばさんが言い、バーノンおじさんは、「わしのコーヒーは?」とハリーを急かします。
「早くおし!」と「わしのコーヒーは?」と、それに対してのハリーの「いますぐ。」は、英語音声、英語字幕では、日本語字幕とは違う意味のフレーズになっています。
直訳すると「朝ごはんを作って。」となります。
これが日本語字幕の「早くおし!」に当たる部分です。
ハリーが眠そうに台所へ向かっていたり、実際にもう火の付いているフライパンをおばさんがハリーに託しているので、解釈としては、「早くおし!」といったところなのでしょうね。
日本人同士で話していても、直接的に急かす言葉ではなくても、急かされてるなと感じる事ってありますもんね・・・。
そういう直感的な翻訳なのかなと思います。
今回記事の「急かすフレーズ」はどちらとも命令文を使っています。
命令文については、こちらの記事から確認できます。
これはもう「急げ!」と単刀直入に急かしてますねw
「わしのコーヒーを持ってこい、少年!」と、甥っ子であるハリーを「boy」呼ばわりです。
「わしのコーヒーは?」と言うよりも、もっと英語の方がきつく聞こえてしまうのは、私があまり英語のニュアンスを分かっていないのもあるかもしれません。
コーヒーを催促するバーノンにハリーはこう答えます。
上記のバーノンおじさんの急かしに続くハリーの台詞なので、「いますぐ。」という訳し方をしたのだと思います。
「わしのコーヒーは?」に対して「はい、バーノンおじさん。」というのはヘンですもんね。
英語の直接の勉強とは関係なくなってしまいますが、この3つのフレーズを見た時に、直訳通りの会話文にしなかったのは、翻訳家の方の意図とセンスなのかもしれないですね。
こういうのって、ただ日本語字幕を見ながら普通に流して映画を見ていると気づけない点だと思います。
小分けにすると、物語があまり入ってきませんが、なかなかおもしろいです。
それでは、今回も閲覧していただき、ありがとうございました。
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