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こんにちは。
今回もハリーポッターから英語を学んでいきます。
私も魔法の杖や箒が欲しいです。
高所恐怖症ですが、箒ならなんとなく飛べる気がしますw
どんなシチュエーションで使われているフレーズ?
オリバンダー杖店に杖を買いに来ているハリーですが、なかなか自分に合った杖が見つかりません。
前回、3本目の杖を探す際に、オリバンダーが「 I wonder…(もしかすると・・・)」と、何か含みを持たせるような言い方でつぶやきました。
前回記事
今回の記事では、「I wonder…」と1人で何かを考えていたオリバンダーが、新しい別の杖を持ち出し「 それでは。」とハリーに杖を渡します。
「No matter.」を「それでは。」と訳にしている理由を検証
タイトル通りですが、3本目の杖を渡す際、オリバンダーはハリーにこう言います。
それでは。
つまり、という言い方もおかしいですが、通常「No matter」を「それでは」といった意味で使ったりはしません。
私なりにですが、どうしてこういう訳し方をしたのか考えてみました。
ヴォルデモートととは、ハリーの両親を殺し、ハリーの額に傷を与えた魔法使いです。
ちなみに、杖の材料として「同じ不死鳥の尾羽根」を使っている杖を「兄弟杖」と呼んでいます。
この不死鳥の尾羽根は2枚なので、同じ不死鳥の物は2本しか存在しません。
(おそらく、不死鳥に限らず、同じ動物等から取れた材料を使ったものを「兄弟杖」と呼んでいるのだと思われます。)
そういったことからオリバンダーの中で、この時の「I wonder」には「もしかすると、ヴォルデモートの兄弟杖なら、ハリーに何かしら反応するかもしれない。」という考えが浮かんだのでしょう。
先程も記述した通り、「No matter」そのものには「~を問わず、どうでもいい、構わない」という意味があります。
ヴォルデモートは、魔法界において「名前を呼んではいけないあの人」と言われてしまうほど、恐れられている悪の魔法使いなのです。
兄弟杖とはいえ、ハリーに杖を渡すことで、何かまずいことが起こってしまうかもしれないと、多少なりともオリバンダーの脳裏によぎったかもしれません。
「No matter」は基本的に「No matter+疑問詞」で使われます。
少し例を挙げますが、「No matter what~(何が~しようとも)」「No matter when~(いつ~しようとも)」といったように、「疑問詞の意味~しようとも」という訳になるのです。
今回は「No matter what happens(何が起こっても)」という意味を含んだ省略の形なのかと・・・・。
どうなるかは分からないけど、きっとハリーに合う可能性が高いから、色々思うことはあるけれど、それでももう構わない!といった考えで「No matter.」とハリーに杖を渡したのかと私は考えました。
「ええい、構わん。」くらいの意味なのだと思います。
ただ、映画上、あまり含みを持たせるのも流れとして複雑になるので「それでは。」と普通に杖を手渡しするような訳にしたのかもしれません。
オリバンダーは割と含みを持たせる爺さんなので、考えられなくはないですw
次回もまた、オリバンダーが含みを持たせてくれますw
それでは、今回も閲覧していただき、ありがとうございました。
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