「ハリーポッターと賢者の石」をチャプターごとに最初から見る
「ハリーポッターと賢者の石」を英文法ごとに見る
こんにちは。
今回もハリーポッターの映画から英語を学んでいきましょう。
チャプター5もそろそろ終わりに近づいています。
余談ですが、現在チャプター6を観ながら勉強中です。
シャドーイングをしてみましたが、自分のスピーキング力の無さにびっくりです。
前回記事では、見知らぬ場所で初めて会うにも関わらず、色んな人が自分自身を知っていることに驚いたハリーは、「どうして僕は有名なの?」という質問をハグリッドにします。
前回記事
「どうして(僕は有名)なの?」疑問詞を使う文。賢者の石、チャプター5
今回のシーンは、前回のフレーズに続けて、ハリーが「なぜ皆、僕のことを知ってるの?」と言うシーンです。
見出しだけを見ても、いまいち見出しの意味が分からないと思いますので、早速フレーズを見てみましょう。
今回のフレーズは以下のようになっています。
ちなみに、日本語音声だと「どうしてあの人達、僕のことを知ってるの?」となっています。
「皆なら『everyone』で良くない?」と思ってしまいそうですが、というか私は思ってしまいました。
では一体「All those people」とは、どのような意味なのでしょうか。
ハリーはハグリッドとロンドンのバーに行っていました。
ハリーからしてみたら、単純に「みんな」というよりも、「バーに居た人たち」といった感じなのだと思います。
字幕だと「皆」と言っていますが、日本語音声は「あの人達」と訳されていることからも、「あの人達みんな」と言った感じなのかな、という私の勝手な解釈ですw
「All those people」がなんなのか分かったところで、残りの「how is it they know who I am?」の部分について見ていきましょう。
さっそくフレーズを見ていきたいと思います。
この文の作りですが、以下のようになっています。
how is it~… どうして~ですか?、なぜ~ですか?
(that)… 映画では省略されています。
「how is it(どうして~ですか?)」の「~」に当たる部分(=they know who I am)を繋いでいます。
今回のフレーズでは間接疑問文が使われています。
「Who am I?(私は誰ですか?)」「Where are you?(あなたはどこに居ますか?)」といった直接的な聞き方ではなく、「彼らは私が誰なのか知っていますか?」「彼女はあなたがどこに居るか知っていますか?」といった間接的な聞き方になります。
少し脱線して、例文を見ていきますが、間接疑問文の語順は少し特殊になっています。
「彼らは~を知っていますか?」の出だし「Do they know~」まではよく見る形になっています。
間接疑問文の場合、「 疑問詞+主語+動詞」の形になります。
そのため、後ろに続く「私が誰なのか」に当たる「Who I am」は語順が「疑問詞+主語+動詞」になっているのです。
今回の映画でのフレーズの場合は、「どうして彼らは僕の事を知ってるの?」というフレーズですので、以下の様な考え方で良いと思います。
「How is it(どうして~ですか?)」の「~」に当たる部分が「彼らは私が誰なのか知っている(they know who I am)」になり、「『彼らが私が誰なのか知っている』のは『どうしてですか?』」となります。
つまり、「どうして彼らは僕のことを知ってるの?」という訳になります。
さてそれでは、もう一度フレーズを丸ごと確認していきたいと思います。
ほんの数秒で言えてしまうフレーズですが、紐解いてみると、私にとっては割と複雑でしたw
こういうのこそ、頭で考えて文を組み立てるよりも、このままの形でフレーズを覚えてしまって、真似をしながら繰り返し使っていくべきなのでしょうね。
今回は少し長くなってしまいましたが、閲覧していただき、ありがとうございました。
コメント
[…] 「なんで知ってるの?」間接疑問文!賢者の石、チャプター5 […]