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こんにちは。
今回もハリーポッターから英語を学んでいきましょう。
今回のフレーズは、一見難しそうですが、応用のきく簡単な表現となっています。
どんなシチュエーションで使われているフレーズ?
前回記事にて、ハグリッドはハリーに「暗黒の時代」があったことを伝えます。
暗黒の時代だった。
今回記事でハグリッドは「 ヴォルデモートが魔法使いたちを暗黒の道に引きずり込んだ。」とハリーに説明をしはじめます。
一見日常会話では使わなそうに見えるフレーズですが、「~し始めた」という良く使うto不定詞を使用しています。
別のフレーズに置き換えると親近感が沸くと思いますので、他のフレーズも合わせて見ていきましょう。
「to+動詞の原形」の不定詞を使おう。
まずはハグリッドのフレーズを見てみましょう。
Brought them to the Dark Side.
ヴォルデモートが魔法使いたちを暗黒の道に引きずり込んだ。
ちなみに日本語字幕では「”例のあの人”が仲間を集め力を広げ始めた。」と大分違う訳になっています。
少し余談ですが、「名前を言えない」と言っているのに「Voldemort」とハッキリ言っているのがいつも気になってしまいますw
単語確認
started 「start」の過去形。「始めた」→一般動詞過去
to gather 集めること→不定詞
some いくつかの
followers 手下、従者
brought 「bring(持ってくる、連れてくる)」の過去形。→一般動詞過去
them 彼らを→代名詞
Dark Side 悪の道
訳は1文ですが、英語自体は2文で構成されています。
1文ずつ確認していきましょう。
ヴォルデモートは魔法使いを集め始めた。
「主語+start+to+動詞の原形」で「~しはじめる」という意味になります。
これは不定詞という単元で習います。
主語→Voldemort
start→startedで過去形に。
to+動詞の原形→to gather
シンプルに「ヴォルデモートは何人かの手下を集め始めた」と訳せますね。
映画では、話の流れから「魔法使いを」と言っています。
彼らを悪の道へ引きずり込んだ。
映画では良くあることですが、また主語が抜けていますね。
本来であればこうなるべきです。
He brought them to the Dark Side.
口語的な表現では、たびたび「命令形」のような見た目で「ただの肯定文(否定文)」ということが良くあります。
themは「some followers」を指しています。
話の流れで2/回目の登場になるので、代名詞を使います。
「to Dark Side」で「悪の道へ」になります。
ここで「bring」を使っているのは、「take(連れて行く)」ではなく、あくまで自分側(悪の側)へ「連れてくる」からなのでしょう。
中学でも習う基礎的なフレーズとなっていますが、使っている単語が邪悪なので、ちょっとこのままだと使え無さそうですねw
よく使いそうな単語でこの不定詞を使いまわしてみましょう。
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不定詞を使いこなしてみる。
「主語+start+to+動詞の原形」でフレーズを作っていきます。
彼女は明日英語を勉強するつもりです。
このように未来の形でも使うことができます。
朝から雨が降り始めました。
天候を表す時は主語にItを使います。
単語を変えるだけで、フレーズの幅は広がりますね。
さて、それでは今回も閲覧していただき、ありがとうございました。
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