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こんにちは。
今回もハリーポッターから英語を学んでいきましょう。
今回のフレーズは未来進行形を使った形になりますが、未来進行形はハリーポッターの中では3回目の登場になります。
どんなシチュエーションで使われているフレーズ?
前回記事にて、思っていたよりも時間が経っていたことに気づいたハグリッドは、もう行かなければならない事をハリーに伝えました。
おっと、もうこんな時間か。
悪いがもう行かんとな。
そして今回記事にて、ハグリッドは「 ダンブルドア先生がこいつを・・・いや、俺を待ってるんだ。」と戻らなくてはならない理由を伝えます。
「こいつ」というのは、ハグリッドがダンブルドアから頼まれた用事でグリンゴッツ銀行から持ってきた物です。
ハグリッドのごまかし方が下手すぎるので、ハリーは気づいたかもしれませんが、ハリー自身も何を銀行から持ちだしたのかは教えてもらえていません。
チャプター6の銀行でのシーン
何があるの?
言えねえ。
未来に起こりそうな事には未来進行形を使おう。
早速、ハグリッドのフレーズを確認してみましょう。
ダンブルドア先生がこいつを・・・いや、俺を待ってるんだ。
単語確認
日本語では「こいつ」と言っているので、ただ単に物を指しているかのように思えますが、英語だと「his(彼の)」と言っているので、その物が誰か男の人のものだと察することが出来てしまうんですね。
「well」に関しては、下記の記事でも出てきています。
◆そう、お前さんだよな。賢者-ch4
◆それじゃ、失礼します。賢者-ch5
◆死んだって話もある。賢者-ch8
「いや」「まあ」「さて」といったように文の最初に使うことで、ワンクッション相槌を挟む事が出来ます。
本題の未来進行形ですが、未来に起こるであろうこと、未来になるべくしてなるだろうことに使うことができます。
細かい説明については下記記事から確認できます。
「to see」は「会うこと」という不定詞を使っています。
「want to see」で「会いたい」となるように、「will be wanting to see」では「会いたいだろう」という意味になります。
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直訳をすると、以下の様な感じになります。
ダンブルドア先生が彼の・・・いや、彼(ダンブルドア)は私に会いたがっているだろう。
英語で人の名前を使う時は、2回目以上の登場で「名前→代名詞」にします。
なのでDumbledoreをheに変えています。
そして別にダンブルドアは今すぐに持ってくるように強制しているわけではないけれど、いずれは絶対に持っていくことになるので未来進行形を使っているのだと思われます。
「俺を待っている」と言いたいのであれば、後半部分を「he’ll be waiting」と言い換えることも可能です。
ですが前半部分で「wanting(欲しがっている)」と言ってしまったので、ごまかすために同じように「wanting」を使い、「wanting to see(会いたがっている)」という表現にしたのかもしれませんね。
英語でないと分からないニュアンスが沢山ありますね、面白いです。
さて、それでは今回も閲覧していただき、ありがとうございました。
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