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今回もハリーポッターから英語を学んでいきたいと思います。
前回のシーンでは、大男とハリーがついに言葉を交わしました。
前回記事
「そう、お前さんだよな。」簡単だけど教科書には載ってないフレーズ。
目次
「そうお前さんだよな。」を英語で何て言う?
簡単だけど再確認しておきたい英語
文頭にくる「Well」ってなに?
今まで友達も居ないで、従兄弟のダドリーにいじめられてばかりいたハリーですが、この大男は、そんなハリーに会えて嬉しそうです。
そして「土産があるんだ。」と、ハリーに「お土産」を渡そうとします。
このシーンで大男は、こう言っています。
「お土産」「プレゼント」というニュアンスの単語はいくつか存在します。
「お土産」で辞書を引くと、「souvenir」が真っ先に出てきますが、この「お土産」は「記念の品」などを表し、あくまで 自分のためのお土産を表します。
通常(通常という言い方も変ですが)「お土産があるよ」と言いたい時は、以下のような例文になります。
ですが、今回の表現では、「gift」も「present」も出てきていません。
↑この表現で「あなたにちょっとしたものがあるの。」といった意味になります。
特に「高価なもの」や「特別なもの」というわけではないんだけど、「 ちょっと渡したいもの」といったところでしょうか。
なんて言い方もあります。
「for you」で「あなたに」という意味です。
後述しますが、実際英語で言われている「Got something for you.」というフレーズに「主語(I)」が無いことに、私はとても驚いてしまいました。
中学で英文法を習う時には、「通常『主語』が頭に来る。」「『動詞』が頭に来たら、『命令形』だ。」ということを絶対のルールであるように教わります。
だけど、口語表現の場合、「主語」を省略していう事もあるようです。
言葉を正しく使うのであれば、やはり肯定文の先頭に「主語」を置くというのはルールのようです。
もちろん文章として書く時にも「主語」を省略することは 基本的にありませんし、通常であれば口語表現でも「主語」を抜くことはありません。
ただ、先ほど「基本的に」と言ったように、例外もあるようです。
「主語」を抜く時の法則やルールみたいなものは無いのですが、口語表現では特に、「主語」を抜く場合が存在します。
といっても、やはり「主語が誰なのか特定しやすい場合」や「I ○○,I ○○,I ○○・・・とやたらIが続いちゃう時」などに使うみたいです。
こういう口語表現って、映画を観ていないと分からないものですよね。
教科書や参考書にはきっと載っていない表現だと思います。
今まで「英文法」を参考書などでセオリー通りに学んできた私にとっては、とても刺激的で楽しくもあります。
これからも 映画を観ながら英会話の習得を目指して頑張っていきます(・∀・)
それでは、今回も閲覧していただき、ありがとうございました。
コメント
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