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こんにちは。
ブログ移転作業により、なかなか新記事を書けずにいましたが、記事訂正をしつつ記事もあげていきたいと思います。
さて、今回もハリーポッターの続きをやっていきましょう。
ハグリッドに魔法使いであると告げられたハリーは、前回記事で「No,you’ve made a mistake.I mean…I can’t be a wizard.(まさか、何かの間違いだよ。だって、僕が魔法使いなわけないもの。)」と言います。
前回記事
[nlink url=”https://harry-english.saa0616.com/mistake/” title=””]
ハグリッドは、ハリーが怒った時や怖かった時に不思議な事が起こらなかったのか質問し、ハリーも、 動物園でダドリーを無意識にオリの中に閉じ込めてしまったことを思い出し、驚いたような、納得したような表情を見せます。
動物園のシーン記事
[nlink url=”https://harry-english.saa0616.com/how-did-you/” title=””]
今回のシーンでは、ハリーが魔法使いであることを知っていたかのような素振りをしたダーズリー夫妻に、「 知ってたの?知ってて何も教えてくれなかったの?」と問いただします。
それではさっそくシーンの会話を見ていきましょう。
ハリーの映画を観ていると、割と目にするのが、「 肯定文の文法」を「 疑問文」かのように使っている光景です。
直訳すると上記の「You knew?」という文も以下の様な訳になります。
結局の所、「?」がついていて「語尾があがる」ことで、疑問文として伝わっているのでしょうが、通常学校で習う英語ではこのような文法は使いませんよね。
おそらく以下のようになるはずです。
ですが、実際私自身もオーストラリアに短期留学をしていた時に目の当たりにしたことがあります。
私の場合は、文を上手に並び替えられずにとっさに肯定文が口をついて出てしまっただけなのですが(なんと言ったかまでは覚えてないけど)、「語尾をあげる」ことで、相手には「 疑問文」として伝わったようです。
つまり、会話をしていくうえでは決して珍しいことではないのでしょうね。
「You knew all along」で「あなたは初めからずっと知っていた」となります。
そして「You never told me.」で「あなたはけして私には話さなかった」となります。
つまり「 あなたは初めからずっと知っていたのに、私に何も話さなかった」という文になるのですね。
文法や使っている単語自体はとても簡単なものですね。
「all along」というのが「はじめからずっと」という意味だと知らないと、完全に訳すことは出来ないかもしれませんが。
私は、ここで初めて知りました。
ちなみに、この文も肯定の形をとりながら、疑問として聞いています。
中学で習うような英語も、使い方さえ知っていれば、このように一見難しそうな?文にすることが出来るんですね。
それでは、今回も閲覧していただき、ありがとうございました。
コメント
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