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こんにちは。
今週も寒いですね。こたつから出れません。
さて、今回もハリーポッターから英語を学んでいきましょう。
どんなシチュエーションで使われているフレーズ?
前回記事にて、ハリーはハグリッドと一緒に、グリンゴッツ銀行へと訪れました。
中を歩く2人ですが、ハリーは銀行内で勤務しているのが人間ではないことに気付き、「What exactly are these things?(そこにいるのは何?)」と問いかけます。
そしてハグリッドは「They’re goblins.(ゴブリンだ。)」と、グリンゴッツ銀行ではゴブリンが銀行員として働いて居ることを教えました。
前回記事
今回のシーンでは、ハグリッドがゴブリンの事を「 頭が良いが、愛想の良い連中じゃねえ。」と言い、続けて「 離れるな。」とハリーに伝えます。
「as~as they come」で「この上なく」
「頭が良いが、愛想のいい連中じゃねえ」なんて、なかなか使う機会がないフレーズだと思ったので、割愛する予定だったのですが、覚えておいても良いと思える表現があったので、軽く触れたいと思います。
頭がいいが、愛想の良い連中じゃねぇ。
as~as they come 「この上なく。(主語に関係なくtheyになる。)」
but 「しかし」
the most 「最も、一番」
friendly 「友好的な」
beasts 「beastの複数形。動物、獣類」
会話の流れとして、ハグリッドはこの台詞のすぐ直前に、ハリーに対して「They’re goblins.(ゴブリンだ。)」という台詞を言っています。
「Clever」から始まっていますが、おそらく下記の英文の主語が省略されたのでしょう。
(They’re(=goblins) as)clever as they come,but(they’re)not the most friendly of beasts.
彼ら(ゴブリン)はこの上なく賢い、しかし、彼らは獣達の中で最も友好的ではない。
なんだか堅苦しい言い方になってしまいましたが、上記の表現をハグリッド風に噛み砕いて「頭は良いが、愛想のいい連中じゃねぇ。」という訳になったのだと思われます。
「離れるな」=「近くに居るのが一番だよ!」
魔法界のことを何も知らないハリーが、愛想の良くないゴブリンだらけの銀行を一人で歩くのは危ないと念を押したかったのでしょうか。
ハグリッドは、ハリーへ「離れるな」と言います。
離れるな。
stay 「留まる、滞在する」
close 「近い、閉める(今回の場合は、近い)」
「close」って「閉める」という印象がどうしても強いのですが、「近い」という意味でも使われます。
この「Best stay colse.」というフレーズは、「離れるな。」と訳されているけれど、「離れちゃダメ!」という「禁止」的な意味よりも、「そばに居て!」というニュアンスに近くなっていますね。
まぁハグリッドが「そばにいろ。」というのも何だか変な気がしますもんねw
キャラと場面に合った訳にしているのでしょう。
さて、それでは今回も閲覧していただき、ありがとうございました。
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