「〜の持ち主は?」ownを使った表現。賢者-ch7

賢者の石

こんにちは。
今回もハリーポッターと賢者の石から英語を学んでいきます。

どんなシチュエーションで使われているフレーズ?

やっと自分に合う杖を見つけたハリーでしたが、前回記事にて、オリバンダーの「 I remember every wand I’ve ever sold.(わしは売った杖は全て覚えておる。)」という切り出しから、杖の不思議や、ハリーの過去について少し知ることになりました。

 
I remember every wand I’ve ever sold.
わしは売った杖は全て覚えておる。

前回記事
[nlink url=”https://harry-english.saa0616.com/remember/” title=””]

ハリーを選んだ杖が、かつて自分や両親を傷つけた杖と兄弟杖だと知ったハリーは、今回記事にて「その杖の持ち主は?」とオリバンダーに尋ねます。

ちなみに日本語音声では、オリバンダーとの会話の流れの関係から、「誰なんですか?」という訳になっています。

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所有を表す「own」

今回は疑問詞「who」を使った表現になっています。

Harry
Who owned that wand?
その杖の持ち主は?

単語の確認

who 誰
owned 「own」の過去形。所有していた
that あの、あれ
wand 杖

主語を聞きたい時のWhoの使い方を確認してみましょう。

あまり難しく考えるとややこしくなるので、シンプルにこう覚えておくと簡単です。

①Whoは主語と置き換えるだけ
②Whoは三人称単数扱い

どういうことかというと、例えば「私が杖を持っている」とします。

I own the wand.
私は杖を持っています。

この「I」の部分、つまり「主語」を尋ねたい場合、
①の考えで、主語と置き換える。

Who own the wand?

②の考えで、三人称単数扱いする。

Who owns the wand?

となります。

これは、疑問詞自体が主語になっている疑問文です。

「疑問詞」についてはこちらで詳しく確認できます。

→→疑問詞を使いこなそう!パート1「主語がある疑問文」
→→疑問詞を使いこなそう!パート2「疑問詞自体が主語になる疑問文」

今回のフレーズで面白いのは「owned」と過去形で尋ねていることと、「that」で「あの」と聞いているところです。

過去形で聞いているのは、ハリーの中で「もう今は居ない人」もしくは「捕まったか何かで、今は杖を持っていない人」という解釈があったからだと思われます。

映画内において、ここまでの内容では「もう居ない」という描写はないのです。

そして「that」を使っているのは、今ここにある杖ではなく、ここでは無い(おそらく遠い)場所にあるからかと思われます。

たった1つのフレーズでも細かく紐解いていくと面白いですよね。

さて、それでは今回も閲覧していただき、ありがとうございました。

コメント

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