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こんにちは。
今回もハリーポッターと賢者の石から英語を学んでいきます。
やっと自分に合う杖を見つけたハリーでしたが、前回記事にて、オリバンダーの「 I remember every wand I’ve ever sold.(わしは売った杖は全て覚えておる。)」という切り出しから、杖の不思議や、ハリーの過去について少し知ることになりました。
前回記事
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ハリーを選んだ杖が、かつて自分や両親を傷つけた杖と兄弟杖だと知ったハリーは、今回記事にて「その杖の持ち主は?」とオリバンダーに尋ねます。
ちなみに日本語音声では、オリバンダーとの会話の流れの関係から、「誰なんですか?」という訳になっています。
今回は疑問詞「who」を使った表現になっています。
単語の確認
主語を聞きたい時のWhoの使い方を確認してみましょう。
①Whoは主語と置き換えるだけ
②Whoは三人称単数扱い
どういうことかというと、例えば「私が杖を持っている」とします。
I own the wand.
私は杖を持っています。
この「I」の部分、つまり「主語」を尋ねたい場合、
①の考えで、主語と置き換える。
↓
Who own the wand?
↓
②の考えで、三人称単数扱いする。
↓
Who owns the wand?
となります。
これは、疑問詞自体が主語になっている疑問文です。
「疑問詞」についてはこちらで詳しく確認できます。
→→疑問詞を使いこなそう!パート1「主語がある疑問文」
→→疑問詞を使いこなそう!パート2「疑問詞自体が主語になる疑問文」
今回のフレーズで面白いのは「owned」と過去形で尋ねていることと、「that」で「あの」と聞いているところです。
過去形で聞いているのは、ハリーの中で「もう今は居ない人」もしくは「捕まったか何かで、今は杖を持っていない人」という解釈があったからだと思われます。
映画内において、ここまでの内容では「もう居ない」という描写はないのです。
そして「that」を使っているのは、今ここにある杖ではなく、ここでは無い(おそらく遠い)場所にあるからかと思われます。
たった1つのフレーズでも細かく紐解いていくと面白いですよね。
さて、それでは今回も閲覧していただき、ありがとうございました。
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