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こんにちは。
今回もハリーポッタで英語を勉強していきます。
前回の記事にて、何故だか色んな人に自分のことを知られているハリーは、またもや知らない女性に「 (お会いできるなんて)本当に夢のようですわ。」と声を掛けられます。
前回記事
「I can’t believe~」ってどんな時に使う?
今回のシーンでは、魔法学校の教師であるクィレルに「君に会えて嬉しい。」と声を掛けられます。
(クィレルが先生であることは、この会話の後に明かされます。)
単純に「君に会えて嬉しい」という訳だけ聞くと、「I’m glad to meet you.」のような文が浮かんできます。
このシーンで出てくるフレーズは少し複雑な作りになっています。
早速フレーズを確認してみましょう。
毎度の説明になりますが、括弧内は日本語音声の訳になっています。
前述した通り、「I can’t tell you」は「なんと言ったらよいか・・・」というニュアンスの意味を持ちます。
ですが、今回のフレーズでは「I」がありません。
何故なのでしょうか。
通常であれば、「Can’t~」から始まられてしまうと、「~しちゃダメ」と命令されているような感じになりますよね。
でも、ここでは、強調を表すために「I」が省略されています。
つまり、存在しないわけではなく、ただ 省略しているだけになります。
「I」を省略することで、フレーズそのものを強調しています。
最初私は、訳すことが出来ませんでした。
出来ませんでした、というか、頭がこんがらがってしまいました。
「I am to meet you」なんて、言わないのです。
「I am pleased to meet you」と言うはずなのです。
これには、「how」があることが大きく関係しています。
つまり、「how+pleased+I+am ~to meet you」という語順になっているのです。
「私があなたに会うなんて、なんて嬉しいことでしょう。」といった意味になります。
ここまでの内容を踏まえた上で、今回のフレーズを直訳してみたいと思います。
上手な訳し方は他にもあるような気はしますが、要は「会えたことが言葉に出来ない程嬉しい」というニュアンスのフレーズなのです。
それが字幕では「君に会えて嬉しい」となり、日本語音声では「お会いできて感激です」と言った訳になっています。
やっぱり映画って面白いですね。
それでは、今回も閲覧していただき、ありがとうございました。
コメント
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