mustとhave toの違い

○○と○○の違い

こんにちは。
今回は「~しなければならない」という意味で使われる「must」と「have to」の違いをみていきます。

下記の記事で、「 〜しなければならない」という表現を書きました。

《起きる》に関するフレーズ。

中学英語の中で、「 have to=must(〜しなければならない)」というのを習ったのではないでしょうか。

中学では、 2つの意味はほぼ同じものとして習いますが、実際はどうなのでしょう。

mustとhave toの違い

  
I have to get up early.
早く起きなきゃならない。
  
I must get up early.
早く起きなきゃならない。

どちらも訳は同じです。

ですがニュアンスとしては、少し違います。

  
I have to get up early.
私は早く起きる必要がある。
  
I must get up early.
早く起きなくてはいけない。
「have to」は 外因的要因によって、「〜しなくちゃ!」という感じです。

例えば、誰かに言われて、そうしなきゃならないなど。
そうしたいわけじゃないけど、そうする必要があるというようなニュアンスです。

「must」は 自らの意思による、「〜しなくちゃ!」という感じです。
自分自身の意思を持って、そうしなきゃいけない、と思っている時に使えます。

このニュアンスは否定文にした時に明確に表れています。

  
I don’t have to get up early.
早く起きる必要はない。
  
I mustn’t get up early.
早く起きてはいけない。

上記の通り、否定文にしたときの意味は大きく変わります。

まぁ、早く起きてはいけないなんて言い方はなかなかしないと思いますが(笑)

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きつく聞こえてしまうmust

mustを人に対して面と向かって使うと、強い言い方になります。

「You must~」で何か注意されてしまった相手は、厳しく言われたように感じてしまうわけです。

人間同士の会話なので、日本人が何も知らずにmustを多用してしまったとしても、相手は「 きっとキツイニュアンスだって分かってないんだろうな」と理解してくれるでしょうが、出来るだけ円満に、不快な思いをさせることなく会話をしたいですもんね。

そう考えると言葉の持つ意味の違いを理解するのもとても大切ですね。
そして本当に厳しく言うべき時には、厳しく言うことも大切です。

それでは、今回も閲覧していただき、ありがとうございました。

コメント

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