こんにちは。
今回もハリーポッターから英語を学んでいきましょう。
まず少し余談ですが、中学や高校での英語の授業で教わる英文法に対して、「 本当に日常の英会話で使うの?」という疑問を抱いたことありませんか?
私がDVDを観ながら英会話の勉強を始めてみて思ったのは、英文法を使わないというよりも、「そんなフレーズ使わないでしょ!」ということでした。
義務教育である中学で、せっかく英語の勉強があるのに、会話が生かせないんじゃもったいないですよね。
どんなシーン?
前回、「土産があるんだ。」と言った大男は、前回、「尻の下に敷いちまった。けど味の方は変わらないだろう。」とハリーにケーキをプレゼントします。
土産があるんだ。
尻の下に敷いちまった。けど味の方は変わらないだろう。
前回記事
大男はハリーの誕生日を祝うために手作りで「HAPPEE BIRTHDAE HARRY(たんじょびおめでと)」というメッセージ入りのケーキを用意したのです。
今まで友達も居なければ、誕生日を祝ってくれるなんて事もなかったハリーなので、とても嬉しかったのですが、びっくりし、そして色々な疑問が頭を駆け巡ってしまい、「 聞いてもいいですか?あなたは誰?」という質問をしてしまいます。
「聞いてもいいですか?」質問したい時、一言そえたい「but」
今回のフレーズでは疑問詞が使われています。
「疑問詞」についてはこちらで詳しく確認できます。
→→疑問詞を使いこなそう!パート1「主語がある疑問文」
→→疑問詞を使いこなそう!パート2「疑問詞自体が主語になる疑問文」
聞いてもいいですか?あなたは誰?
映画上では、上記のように和訳されています。
「聞いても良いですか?」と言いたいのであれば、「May(Can) I ask you something?」でも良いですよね。
少し余談になりますが、「Can I ~?」と「May I ~?」には以下の様な違いがあります。
許可のニュアンスがあり、「相手に許可を求める時」の聞き方。
「 Can I~?」
可能のニュアンスがあり、相手がどうかではなく、それをすることが「可能かどうかを聞く時」の聞き方。
(例えば、「ここに車を停めてもいいですか?」「煙草を吸ってもいいですか?」など。)
上記例文は助動詞「can(~できる)」を使った疑問文です。
助動詞canについてはこちらから確認できます。
→→→助動詞「can(~出来る)」を使いこなそう!
これは私の独断ですが、今回の例文では「 恐れ入りますが」というニュアンスが含まれているため、「Excuse me」を使用したのではないかと思います。
というのも、続けて使用している「but」ですが、「Excuse me, but~」となることで「すみませんが」「恐れ入りますが」という訳になります。
11歳なのに人に気を遣う事をしっかり覚えている姿を、こういう小さなフレーズでも表現されているのが凄いですよね、映画って。
「話しかける時」「質問する時」「すれ違う時」、様々なシチュエーションで使える「 Excuse me,but」。
相手を気遣った親切な一言でもあるので、一言そえられると良いですね。
「あなたは誰?」Who are you?これって失礼なの?
Excuse me,but who are you?
聞いてもいいですか、あなたは誰?
映画でハリーは「Who are you?」と言います。
中学の疑問詞の単元でも、このフレーズは習いましたよね?
ですが、実はこのフレーズ、あまり 日常では使わないのです。
というのも、「あんた誰?」「何様のつもり?」といったような、キツめの表現だからです。
変な話、一般人が普通に会話するのであれば、基本的にはムカつく相手などに使います。
じゃあ一体どうに聞けばよかったのか?