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こんにちは。
今回もハリーポッターから英語を学んでいきましょう。
ハリーとハグリッドの会話を観ながら前回までの流れをおさらいです。
自分と両親を傷つけた魔法使い「ヴォルデモート」の存在を知ったハリーは、もちろんヴォルデモートに興味を持ちました。
→記事を見る→「例のあの人」って英語で?
→記事を見る→「~だって話もある」「~と言われた」直接話法って?
→記事を見る→「ばかばかしい」「たわごと」って英語で?
そしてブログ内では軽くしか触れませんが(あまり日常的ではないので)、ハグリッドはこう続けます。
「too…to~」は「…すぎて~できない」という不定詞ですね。
今回の記事では、「 だがこれだけは言える。お前の持ってる何かがやつを追い払ったんだ。」と言います。
今回もっとも触れたいのは「だがこれだけは言える。」の部分です。
映画にありがちなのが、意訳です。
そのまま直接訳しても良いけれど、その場に合わせて訳を自然な形にしています。
さっそくハグリッドのフレーズを確認してみましょう。
単語確認
まず一文目を確認しましょう。
be動詞を使ったフレーズになっています。
直訳すると、「しかし1つ確かな事がある。」といった感じです。
「これだけは言える」とまぁ意味は同じですよね。
では二文目も確認しましょう。
私が生徒さんに常々言っていることですが、基本的に英文は「主語+動詞~」で出来ています。
お前の持っている何かがやつを追い払ったんだ。
主語は「お前の持っている何か」ですよね。
Something about you stumped him that night.
英文においても「~が」の「~」に当る部分、つまり「something about you(お前の持っている何か)」までが主語になります。
どうしても主語と言われると、単語1個(he,Harry等)かせいぜい3個(Harry and Hagridなど)だと思っている生徒さんがとても多いのです。
長くても「動詞」の前までは基本的に主語なのです。
それを頭に入れておくだけでもかなり訳しやすくなります。
ちなみにこのフレーズを直訳すると「あなたについての何かがあの夜彼を困惑させた。」となります。
彼とはヴォルデモートのことですね。
代名詞が苦手な方は確認しておくと良いでしょう。
代名詞の面白いところは、入れ替えるだけで別のフレーズに簡単に変えられるところです。
今回のフレーズをヴォルデモートの何かによってハリーが追い払われたことにしてみましょうw
もっともっとシンプルな文章でも代名詞の入れ替えで「彼」を「彼女」に、「あなた」を「彼ら」に、自由に変えることができます。
さて、それでは今回も閲覧していただき、ありがとうございました。
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