「ハリーポッターと賢者の石」をチャプターごとに最初から見る
「ハリーポッターと賢者の石」を英文法ごとに見る
さて、今回もハリーポッターの続きをやっていきたいと思います。
映画を観ていると、どうしても訳せないという自体が発生します。
私自身の英語力が低いことも関係ありますが、「 どんな風に調べても訳が出てこない」のです。
(調べ方が悪いのかもしれませんが。)
だけど、字幕や日本語音声を聞いて、「あぁなるほどな。こういうことなのかも。」と納得は出来るのです。
そんな、学校では習わない、映画ならではの表現を2つ紹介したいと思います。
前回のシーンで、ハリーを魔法学校に入学させるかどうかという言い合いをしていたハグリッドとバーノンですが、バーノンは「He’ll not be going!(ハリーは行かせん!)」と、ハリーの入学を阻止しようとします。
ハグリッドはそんなバーノンに、「ハリーには魔法の才能があること」「偉大な校長先生であるアルバス・ダンブルドアの元で魔法を学べること」、とにかくハリーを魔法学校に通わせることがどんなに良いことなのかを力説します。
それに対して、「そんなイカレじじいに授業代なんか払うもんか!」とバーノンはダンブルドアを侮辱する発言をしてしまいます。
(この辺のやりとりは、ブログ内容にはありません。)
このあとです。
このあとに、ハグリッドは「Never!」と言います。
口語表現として「絶対にいやだ」と訳されることがあります。
しかし、「黙れ!」という意味で「Never!」を使っているものは、頑張って探してみても見つかりませんでした。
「黙れ!」という表現については、以下の記事で詳しく書いています。
「引っ込んでろ。」英語で喧嘩もたまには必要?
今回のシーンでは、この「Never」のあとに、「 俺の前でダンブルドアを侮辱することは許さん!」と続けています。
私の推測になってしまいますが、「そんなことは決してあってはいけない」「絶対にあってはいけない」という意味を持ちあわせているのではないかと思います。
※訳自体は映画通りですが、考察自体は私の推測なので、正しい情報が分かる方がいましたらコメントをいただけると光栄です。
上記のシーンの流れで、怒ったハグリッドはダドリーを魔法で豚に変えようとします。
(ダドリーは太っていて既に豚みたいなので、しっぽだけしか生えません。)
↑このドギツい説明は、私の意見ではなく、書籍でハグリッドが説明したものですw
ダーズリー一家が「どうしよう、どうしよう」と慌てふためいているなか、ハグリッドはハリーを魔法学校へ誘います。
その時の台詞です。
この表現も「じゃあ、行こうか。」のように訳されているものが無いのです。
ちなみに、日本語音声では「急ごう」と言っています。
というよりも、もはや「Best be off.」というフレーズさえも見つかりませんでした。
単語の意味から察すると、「(こんな所から)離れるのが一番良い=行こうか」といったところでしょうか。
この台詞の前後で、ハグリッドはかなり早口で「入学準備をしなくちゃな、それともここに残りたいか?」といった話をしています。
字幕や日本語音声をうまく口パクに合わせるのに最適だったのが「行こうか」だったのかもしれませんね。
そうに考えると、翻訳家の方々も大変ですね。
このフレーズも、私自身の考察がかなり含まれていますので、正しい情報が分かる方がいましたら、コメントをぜひください。
今回でチャプター4は終わりとなります。
次回からはチャプター5へと進みます。
それでは、今回も閲覧していただき、ありがとうございました。
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