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賢者の石 | 「映画版」ハリーポッターで英語を学ぼう! - Part 14

賢者の石

「土産があるんだ。」口語表現は主語を省く場合がある。賢者の石、チャプター4

今回もハリーポッターから英語を学んでいきたいと思います。

どんなシーン?

前回のシーンでは、大男とハリーがついに言葉を交わしました。

前回記事
「そう、お前さんだよな。」簡単だけど教科書には載ってないフレーズ。

目次
「そうお前さんだよな。」を英語で何て言う?
簡単だけど再確認しておきたい英語
文頭にくる「Well」ってなに?

今まで友達も居ないで、従兄弟のダドリーにいじめられてばかりいたハリーですが、この大男は、そんなハリーに会えて嬉しそうです。
そして「土産があるんだ。」と、ハリーに「お土産」を渡そうとします。

「お土産がある」って英語で何て言う?

このシーンで大男は、こう言っています。

  
Got something for you.
土産があるんだ。

「お土産」「プレゼント」というニュアンスの単語はいくつか存在します。

  • souvenir…自分自身のために買った「記念」のもの。
  • gift…誰かに贈るためのもの
  • present…プレゼント

「お土産」で辞書を引くと、「souvenir」が真っ先に出てきますが、この「お土産」は「記念の品」などを表し、あくまで 自分のためのお土産を表します。

通常(通常という言い方も変ですが)「お土産があるよ」と言いたい時は、以下のような例文になります。

  
This is a gift for you.
あなたにお土産があるよ。
  
I bought a present for you.
あなたにプレゼント(お土産)を買ったよ。

ですが、今回の表現では、「gift」も「present」も出てきていません。

  
I got something for you.

↑この表現で「あなたにちょっとしたものがあるの。」といった意味になります。

特に「高価なもの」や「特別なもの」というわけではないんだけど、「 ちょっと渡したいもの」といったところでしょうか。

  
I brought something for you.
あなたにお土産を持ってきたよ。

なんて言い方もあります。

「for you」で「あなたに」という意味です。

後述しますが、実際英語で言われている「Got something for you.」というフレーズに「主語(I)」が無いことに、私はとても驚いてしまいました。

中学で英文法を習う時には、「通常『主語』が頭に来る。」「『動詞』が頭に来たら、『命令形』だ。」ということを絶対のルールであるように教わります。

だけど、口語表現の場合、「主語」を省略していう事もあるようです。

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「そう、お前さんだよな。」簡単だけど教科書には載ってないフレーズ。賢者-ch4

映画を観ながら英語を拾い集めていくと、簡単な単語だけで作られているフレーズを良く見かけます。

「英語音声」でも「英語字幕」でも意味は分かるような 簡単なフレーズなのですが、でも自分が同じ場面に出くわした時、きっと私はそのフレーズを「声に出す」ことは出来ないのだと思います。

「聞いて分かる」、「見て分かる」のと、「言える」っていうのって少し違いますよね。

教科書に書いてある英語って、日常会話を覚えたい人が学びたい英語とはちょっと違うから、映画を観ている方が何倍も面白いです。(私の場合)

今回の内容は、そんな「 簡単だけど教科書に載っていないフレーズ」です。

どんなシーン?

前回小屋に現れた大男ですが、わざわざ遠くの孤島まで訪れたのは、ハリーに会うことが目的でした。

Hagrid
I haven’t seen you since you was a baby,Harry.
赤ん坊の時以来だな、ハリー。

と声を掛けましたが、大男が話しかけた相手は、ハリーではなく、従兄弟のダドリーだったのです。

自分がハリーではない事を主張するダドリーと、自分がハリーだと正直に言うハリーと、それを実は分かっていた大男の会話で、今回は フレーズが3つ出てきます。

「僕じゃないよ。」「僕だよ。」「そう、お前さんだよな。」

それでは、会話の流れを見ていきましょう。

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「赤ん坊の時以来だな、ハリー。」現在完了を使ったフレーズ。賢者の石チャプター4

今回もハリーポッターから英語を学んでいきたいと思います。

チャプター4まで来て、少しずつホグワーツ入学のシーンに近づいてまいりました。

どんなシーン?

前回、小屋にやってきた大男を、銃で撃退しようとしたダーズリー。

ですが、「すっこんでろ!」と大男に銃を折り曲げられてしまいました。

前回記事はこちら。
「引っ込んでろ。」英語で喧嘩もたまには必要?

<目次>
静かにして欲しい時、英語で何て言う?
「引っ込んでろ。」って英語で?

大男がわざわざこんな所(人が来れないような孤島の小屋)まで訪れたのは、ハリーに会うことが目的でした。

まだハリーが赤ちゃんだった頃に、バイクでハリーをダーズリー家まで運んできたハグリットは、「赤ん坊の時以来だな、ハリー」と言います。

「~以来」現在完了を使った文章

Hugrid
I haven’t seen you since you was a baby,Harry.
赤ん坊の時以来だな、ハリー。

「have+過去分詞」の形は、中学で習う「現在完了形」ですね。

中学の頃は本当に苦手で、何を言っているのかさっぱりでした。

現在完了」では、[現時点]を基準にした時の「継続」「経験」「完了」などを表します。

今回のフレーズの場合、「継続」を表しています。

  
I haven’t seen you.
私はあなたにずっと会っていません。
seen…see(見る、会う)の過去分詞
haven’t…have notの省略

この文だと単純に、過去から現時点に至るまで、「あなたにはずっと会っていないよ。」という文章になりますが、「since」を使う事で「いついつ(2年前とか)からずっと」という過去のどの時点からなのか時期を指定する事ができます。

~since you was a baby.
あなたが赤ちゃんの時からずっと~

ですので、

  
I haven’t seen you since you was a baby.
あなたが赤ちゃんの時からずっと会っていません。

と直訳するとこうなるわけですね。

「あなたが赤ちゃんの時からずっと会っていない」という事を、「あなた本人」に言っているということは、現時点では「 会っている」ということです。
だから、「赤ん坊の時以来だな」という訳なのです。

  
I heven’t seen him since he was a baby.
私は彼が赤ちゃんの時からずっと会っていません。

であれば、その「彼」に会っていないことを、「彼以外の人」に言っているので、もちろん会っていません。

  
I have never seen him.
私は彼に一度も会ったことがありません。

一度も会っていないのであれば、「have never」の形を使います。
これは「経験」を表した使い方になります。

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「引っ込んでろ。」英語で喧嘩もたまには必要?賢者の石、チャプター4

こんばんは(・∀・)
今回も引き続き、ハリーポッターで英語を学習していきます。

どんなシーン?

ハリー宛に届く謎の手紙から逃げるため、遠い孤島の小屋まで逃げこんで来たハリーとダーズリー一家ですが、小屋に何者かがやってきました。

そして前回、小屋の扉を破ってとても大きな男が姿を現しました。

その大男に対し、ハリーの叔父であるバーノンは、「不法侵入罪だぞ!」と怒鳴り、銃を構えて追い払おうとします。
(「不法侵入罪だぞ!」のフレーズについては、日常生活であまり使わなそうなので、記事にしていません。)

大男は、怯える事もなく、「お前はすっこんどれ!(Dry up,Dursley.You great prune.)」と銃を折り曲げてしまいます。

人に対して銃を向けるのも野蛮ですが、銃を折り曲げるというのもなかなかダイナミックですねw

「黙れ、おっきなスモモ!」一体どういうこと?

このシーンでは、日本語字幕だと「すっこんどれ。」、日本語音声だと「黙れ、ダーズリー。お前はすっこんどれ。」となっています。

そして肝心なフレーズですが

Hagrid
Dry up,Dursley.You great prune.
黙れ、ダーズリー。お前はすっこんどれ。

となっています。

これは直訳すると、「黙れダーズリー。おっきなスモモ。」みたいに見えます。

まず、言葉の意味ですが、

Dry up
ここでは「黙れ!」という風に使われています。

「dry up」は、「からからに乾く」「干し上がらせる」という意味が一般的ですが、「話が尽きる」「話せなくなる」といった意味もあります。

prune

「prune」は、「スモモ」「プルーン」と言う意味が一般的ですが、「大馬鹿者」「間抜け」という意味(俗語)もあります。

ちなみに語源ですが、「乾燥プルーン」が「しわしわ」であり「精彩を欠く様子」から、「大馬鹿者」「間抜け」となったようです。

「黙れ、ダーズリー!この間抜け!」というところから、「すっこんでろ」といった感じにしたのでしょうか。

原作でバーノンは、太ったまん丸の顔をよく赤くしています。

そういった事からも、これは「干からびる(dry up)」と「プルーン(prune)」を上手に掛けたものなのかもしれないですね(・∀・)
当たり前ですが、キツイ言い方です。

静かにして欲しい時、英語で何て言えばいい?

日本語でもそうですが、「黙れ!」って、かなりキツイ言い方です。

「静かにしてよ!」「黙っててよ!」でも結構キツイですよね。「静かにしてもらっても良いかな?」なんて、大体はやんわりと言いますよね。

キツめな方からいきたいと思います(・∀・)キャハ!!

  
Shut up (your mouth)!
黙れ!

確か(記憶上ですが)、ハリーポッター3巻のアズカバンの囚人でも、「 Shut up!(シャッラップ!!)」とハリーが怒鳴っていたような気がします。

当たり前ですが、丁寧な言い方ではないので、よっぽど怒ってもいない限り、あまり使わない表現です。
(ネイティブの方(英会話講師)に教わった事があります。)

「Please shut up.」とも言いません。

  
Be quiet.
静かにして。

「ビークワイエット」って聞いた事あるのではないでしょうか?
中学の頃、英語の先生が良く言っていたような気がします。

  
Be quiet,please.
静かにしてください。

「please」を付けるだけでも、うんと変わってきますね。

  
Could you be quiet please?
静かにしていただけませんか?

かなり丁寧な言い方になります。
人に注意をするのって、なかなか難しいですよね。
言い方次第では、揉め事の原因にもなります。

「Be quiet.」も、言い方や声のトーンで、受け取る側の捉え方がだいぶ変わってくると思います。

机をドンッなんて叩かれながら「Be quiet!!」と言われるのと、穏やかな口調で「Be quiet.」と言われるのでは全然違いますもんね。

また、口に人差し指を当てて「シーッ」ってやるジェスチャーですが、英語圏でも共通して使えるジェスチャーだそうです。

敢えて言葉に出さなくても、ジェスチャーで伝えることも出来るんですね。

「引っ込んでろ。」って英語でなんて言う?

  

Buck off!
引っ込んでてよ。邪魔しないでよ。

「下がって!」と、人に後ろに下がってもらいたい時にも使える表現です。

  
Don’t get in the way.
邪魔しないでよ。

「引っ込んでろ」「邪魔するな」などの表現は、かなり多くあります。

「あなたには関係ないでしょ」「ほっといて」「口出ししないで」といったように、様々な言い回しが沢山あるからです。

いずれにしても、きつめの表現なので、あまり使いたい表現ではないですが、「 Buck off!」だけでも覚えておけば、「引っ込んでてよ!」と意思表示は出来ます。
穏やかに過ごせるのが一番ですね(´・ω・`)

それでは今回も、閲覧していただき、ありがとうございました。

「おめでとう、ハリー。」英語でお祝いの言葉。賢者-ch4

こんばんは。
今回もハリーポッターから英語を勉強していきたいと思います。
101記事目のブログということで、これからもどんどん気合を入れて記事も作っていきます。

今回の内容はこちら↓

どんなシーン?

チャプター4に入り、場面はまた一気に変わります。

ハリーのもとに送られてくる大量の手紙に怯えたダーズリー一家は、ハリーも引き連れて遠くへ逃げます。

海を越えて、別荘?のような小屋がある所まで行くのです。

よく分からない所に突然連れてこられた上、ハリーは床に眠らされます。

この日は悲しいことにハリーの誕生日で、ハリーは床に溜まった砂埃にケーキの絵を書きます。

そして、ソファで寝てる従兄弟のダドリーの腕時計が12時を指したところで、自分自身で「おめでとう」と言います。
ちょっと悲しいシーンですね。

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「どうなってんだよ?」英語で状況確認。賢者-ch3

こんばんは。
さて、今回もハリーポッターから英語を学んでいきます。

どんなシーン?

前回のシーンでは、日曜日になり郵便が来ないことでダーズリー一家は安心しています。
(これは何かが起こるフリでしょ、という位、めちゃくちゃ安心しています。w)

ですが案の定、ハリー宛の手紙が部屋中に押し寄せてきます。
暖炉の隙間やポストの隙間から、凄い勢いで何枚もの手紙が部屋中に入ってくるのです。

従兄弟のダドリーは「止まって―!!」と叫ぶわけですが、この時の英語が「Make it stop, please!」。

少し余談になりますが、本当はこれを記事にしたかった・・・にもかかわらず、私はこの英語の意味が分かりませんでした。

「Stop it!」だと、「やめて!」となってしまうから、「Make it stop.」なのでしょうか。

これはそういう決まり文句なのでしょうか。
ネットやら書面やら、いろいろ調べてみたのですが、分からず仕舞でした。

「make」を「~させる」という意味で使っているのかなんなのか・・・。

どなたか存じ上げる方はおりませんでしょうか。
お力を貸していただけると光栄です。

こんな頼りないスタートになってしまいましたが、早速本題へ入りたいと思います。

そんな手紙が部屋中飛び回っている状況を見て、「どうなってんだよ?」と言ってしまうわけですね。
言いたくもなります。

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「その通りだ、ハリー。」英語で相手に同意する。賢者の石、チャプター3

こんにちは。
今回もハリー・ポッターの映画から英語を学んでいきたいと思います。

どんなシーン?

前回のシーンでは、毎日のようにハリー宛の手紙が送られてきて参っていたダーズリー家ですが、日曜日になり、バーノンもご機嫌です。
日曜日は良い日だと、上機嫌で言います。

「日曜日はいい日だ。」他2フレーズ。

そして、日曜日が一週間で一番良いと言う叔父のバーノンは、「Why is that,Dudley?(なぜだ?ダドリー?)」と息子に理由を聞きます。

今回のシーンでは、そのやりとりを聞きながら、ダドリーが答えるより先にハリーはこう答えます。

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「いってらっしゃい。」英語の言い方は?。賢者-ch3

こんばんは。
さっそくハリーポッターから英語を学んでいきましょう。

今回の表現は「いってらっしゃい。」です。
ハリーの叔母であるペチュニアが、叔父のダーズリーに対して使います。

どんなシチュエーションで使われているフレーズ?

チャプター3に入り、ダーズリー家にはハリー宛の手紙が届くようになりました。

そんな訳があるわけないと疑っているダドリーはハリーが自分の手紙を読もうとすると、手紙を取り上げます。

Harry
It’s mine!
僕のだ!
Dudley
Yours?
お前の?

そんな中でも、手紙が届く事以外はいつもどおりの日常を送っていきます。

今回はペチュニアがバーノンを送り出す時に言った「いってらっしゃい。」というフレーズです。

「いってらっしゃい。」は英語で何て言う?

Have a lovely day at the office.
いってらっしゃい。

正確に言うと、映画では「Have a lovely day at the office, dear.」と言っていて、「いってらっしゃい、あなた。」とされています。

「dear」は「親愛なる」といった意味が込められています。

手紙などにも、「Dear ○○」といった感じで相手の名前を入れたりしますよね^^

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「どうぞ。」相手に物を渡す時の英語。賢者-ch1

こんにちは。
今回も引き続き、ハリーポッターから英語を学んでいきましょう。

魔法の世界って、大人になっても憧れます。
ほんとにこんな学校があったら、ちゃんと勉強もするのにw

どんなシチュエーションで使われているフレーズ?

噂になっているハリーについて、「いい噂も悪い噂も本当じゃよ。」というダンブルドアに対し、前回記事にて、マクゴナガルは「(それで)その子は?」と尋ねました。

Macgonagal
And the boy?
その子は?

ダンブルドアは、「その子(ハリー)は無事で、ハグリッドが連れてくる」ということをマクゴナガルに伝えます。

今回は、ハグリッドがまだ赤ちゃんのハリーをバイクで運び、ダンブルドアへと渡す際に言った「 どうぞ。」というフレーズです。

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「僕のだ。」「お前の?」口語は省略が多い。賢者-ch3

こんばんは。
今回もハリーポッターから英語を学んでいきましょう。

場面は変わって、ダーズリー一家の日常生活がまた始まります。

郵便を取りにいったハリーは、自分宛ての郵便があるのを見つけるのですが、そのことに驚いた従兄弟のダドリーは、ハリーから手紙を取り上げます。

「僕のだ。」というハリーに対して、「お前の?」とそのやりとりを見ていたバーノンおじさんが聞きます。

その時の表現を1つずつ見ていきたいと思います。

「僕のだ。」 It’s mine.

Harry
It’s mine.
僕のだ。

直訳すると「それは私のものです。」。そのままですね。

こちらは、代名詞を使った表現になっています。

実はこの時、日本語字幕では「 僕のだ。返せよ。」という字幕になっています。

英語字幕にすると「It’s mine.」としか書いてありません。

が、英語音声だと「It’s mine.」の後に何か言っているのです。

おそらく「 返せよ。」に当たる部分なのだと思うのですが、聞き取れません。

「Give me a ~~」のように聞こえるのですが、自信がありません。

余談になりますが、8年ほど前にオーストラリアに短期留学したことがあります。

その時に、ホストファミリーのママと長女(6歳)と、近所の女の子の3人とスーパーへ行きました。

その時に、近所の女の子がずいぶん私になついてくれて、抱っこをせがんできたり、手をつなごうとしてきたりしていたのですが、それを見て長女がヤキモチをやいてくれました(笑)

そしてプンプンしながら「 She is mine!」と、長女が近所の女の子に言ったんです。

めっちゃ可愛いな、と思うと同時に「人」に対しても「mine」って使うんだ、と驚いたのを覚えています。

日本でも「彼女は私のもの!」と子供が言ったりしますが、なんだかそういうヤキモチって世界共通なんだなと思いました。

あれは可愛かったです。

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